...現代的な立場から識りたいと思います...
芥川紗織 「現代作家は古典をどうみるか」
...彼親達を識りつれば...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...車上の貴人(あてびと)は我に字を識り書を讀むことを教へしめ給ひしなれ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...昨年の大隈より今年の大隈の方が物識りになっている...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...物識りの男は、可笑(をか)しさに噴き出したくなるのを堪(こら)へて、「いや、違ふ...
薄田泣菫 「茶話」
...(世の物識りといふものは...
太宰治 「お伽草紙」
...君はその安という人と以前から識り合いなのか...
林不忘 「安重根」
...物識り顔な老人などを掴(つか)まえて尋ねたりしたところでは...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...物識りのこいさんにも似合わんやないか」この家の雛と云うのは...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「これに次いで字を識り文を作るの徒を募り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...識り合いの文学者や科学者を訪れたり...
豊島与志雄 「乾杯」
...北村庄作と識り合い...
豊島与志雄 「自由人」
...私は彼女とそう長い識り合いではない...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...なか/\の物識りでもあり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...姉の怖るべき犯罪を識り...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...人間にも一つの感覚で識(し)るべき事相を他の感覚で識り得るのがあって...
南方熊楠 「十二支考」
...まずもって誰か物識りをつかまえて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...身土不二の意の深さもその根さえ識りがたいと思えて残念だった...
横光利一 「旅愁」
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