...彼の過ちを諒恕することができなかった...
...彼は謝罪したので、私は諒恕した...
...彼女に対して諒恕の気持ちを持って接した...
...諒恕の心を持って、相手に対応することが大切だ...
...彼の真摯な謝罪に対して、諒恕する気持ちが湧いてきた...
...どうか御諒恕を願ひます...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...各々その国に於てある度にまで関税を課せざるべからざる事情の有る事は諒恕(りょうじょ)せなければならぬ...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...希くハ諒恕せられん事を...
田中正造 「非常歎願書」
...止む得なかつたこととして御諒恕を乞ふ次第である...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...このことを読者にも諒恕して貰いたい...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...氏名なども間違っている人があるかも知れないが筆者の記憶の粗漏として諒恕御訂正を仰ぎたい...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...ただ粗漏蕪雑(ぶざつ)のまま大体を取纏めて公表を急がなければならなくなった筆者の苦衷を御諒恕の程幾重にも伏願する次第である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...不世出の国粋芸術家梅津只圓翁の真骨頂を世に伝えたい微衷に他ならない事を御諒恕賜わらば幸甚である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...敢(あ)えてこの蕪文を続行する次第である事を何よりも先に諒恕(りょうじょ)して頂きたい...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...(知名の人に関係がありますので文中の固有名詞を符号にしたことを御諒恕願います)...
夢野久作 「所感」
...悪(あし)からず諒恕(りょうじょ)して頂きたい...
夢野久作 「名君忠之」
...諸子のご諒恕(りょうじょ)を仰いでおく...
吉川英治 「親鸞」
...ご諒恕(りょうじょ)をねがいたい...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...うちあけてお断わりとご諒恕をねがっておく...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...御諒恕をねがいたい...
吉川英治 「随筆 新平家」
...御諒恕を乞うというわけ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...その他の不備は諒恕を仰ぐほかはない...
吉川英治 「年譜」
...併せて諒恕(りょうじょ)を希っておく...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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