...「おっしゃる通りです」と語り手は言った...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...これでは語り手は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...わたしの語り手はそれをよく借りたものだそうである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...島の各地方から来た語り手を灯の下に集めて円座を作らせ...
中島敦 「光と風と夢」
...語り手は去つてゆく...
中原中也 「疲れやつれた美しい顔」
...語り手の心も一緒にすつかり変つたことを表してゐた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...それがすばらしい語り手であることを知っているからだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...僕が語り手でなくなることを嘆くまい...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...語り手とされていて...
火野葦平 「花と龍」
...ほかにもう一人、語り手がゐたが、その人は(どうもそれを寝しなに思ひ出すのは、ちと具合が悪いけれど)実に身の毛もよだつやうな怖ろしい話をして聴かせたものぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...それらの語り手の一人である...
堀辰雄 「恢復期」
...それらの語り手の一人である...
堀辰雄 「恢復期」
...娘の心理の動きがどうしても語り手に解らないままに...
堀辰雄 「小説のことなど」
...ひとり語り手の伎芸と熱心との力のみでなく...
柳田国男 「雪国の春」
...語り手は自分で嘘と知りながら昂奮(こうふん)し...
山本周五郎 「季節のない街」
...住民の半分ちかくが死にました」と語り手は続けた...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...しかも人形の使い手、語り手、弾き手は、直接に統一を作り出すのである...
和辻哲郎 「文楽座の人形芝居」
...自分がパッと飛び出す時に同時に語り手も使い手も出てくれるのである...
和辻哲郎 「文楽座の人形芝居」
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