...すばらしい話し上手で...
薄田泣菫 「茶話」
...話し上手で、しゃれがうまくって、真面目で、それでいてどこか溌剌(はつらつ)としたところのあるような妓だったが、今ではそのいろ/\な気質がなくなって、あとに真面目なところと感傷的なところだけが目に立って残った...
田山花袋 「日本橋附近」
...またごく話し上手で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...言葉をこしらえだし次にその言葉を実物だと考えて面白がってる話し上手(じょうず)な奴(やつ)どもの冗談だと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...たいていは南欧生まれの話し上手(じょうず)で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...気取りやで、話し上手で、大げさにほほえみ、大げさに身振りをした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人の心をひくほどの話し上手であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...喜田川三郎は技術家上りの富豪で、千万長者の一人でしたが、金儲けと下手なゴルフと、そして金持が貧乏人の真似(まね)をして喜ぶ程度のお茶に凝った男で、奥さんの志津子さんの描く海の絵などは、生れ代って来ても理解の出来ない人間だったのです」二話の選手倉繁大一郎は、聴衆に与える感銘を打診し乍(なが)ら、話し上手に、斯(こ)う話し続けました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...このお婆さんは中々話し上手で...
夢野久作 「白髪小僧」
...佐々木道誉の話し上手につりこまれては...
吉川英治 「私本太平記」
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