...襖絵を描いてくれる芸術家を探している...
...昔の襖絵を修繕する仕事があります...
...この部屋の襖絵を見ると、どこか懐かしい気がします...
...襖絵の柄に合わせて、インテリアをコーディネートする...
...季節の変わり目には、襖絵を変えると気分が変わる...
...元信の巌浪の襖絵や...
上村松園 「思ひ出」
...したしく京風の襖絵を調べて来させたり...
太宰治 「右大臣実朝」
...「なるほど――観瀾亭(かんらんてい)の襖絵(ふすまえ)のことは...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに就いて思い起すことは、永徳ももとより結構に相違ないが――伊達家(だてけ)には、まだ一つ、天下に掛替えのない筆蹟があるはずじゃ、それを御承知か」「伊達家のことでござるから、それは天下に掛替えのない宝が一つや二つではござるまいが――刀剣であろう、茶器であろう、これらは拙者に於てあまり渇望もいたさぬし、また渇望いたしたからとて、拙者のような乞食画かきに、わざわざ宝蔵を開いて見せる物好きな三太夫もござるまいとあきらめています」「それもそうだ、観瀾亭の襖絵は、相当の紹介があれば誰にも見せてくれるだろうが――もう一つのは――これは到底及びもつかないことだろう、その点はあきらめるのが賢明ではあるが、学問のために、伊達家には、しかじかのものがあるということを覚えて置くのは無益でもござるまい」「左様――(そうとう)として他の宝を数えるのは知恵のない骨頂ですが、いったい、あなたがこの際、ぜひ覚えて置けとおっしゃる伊達家の至宝とは何物ですか」「それはなあ、もちろん伊達家のことだから、天下無二の宝が数知れず宝蔵の中に唸(うな)っているには相違ないが――貴殿御執心の永徳よりも、それこそ真に天下一品として、王羲之(おうぎし)の孝経がござるはずじゃ」「王羲之の孝経――」これを聞いて白雲が一時(いっとき)、眼をまるくして栄翁の面(かお)を見つめましたが、押返して、「それは、いささか割引がかんじんじゃ、大諸侯の物とて、一から十まで盲信するわけにはゆかん...
中里介山 「大菩薩峠」
...山楽の襖絵といわれますものは...
中里介山 「大菩薩峠」
...大仙院の襖絵に見る相阿弥は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...日本では襖絵のうねった松の形が自然である...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...金泥の仏体にも墨絵の襖絵(ふすまえ)にもカビが生(は)えそうな蒸(む)しあつさである...
吉川英治 「新書太閤記」
...なぜか安土の襖絵(ふすまえ)を信長から委嘱(いしょく)されたときには...
吉川英治 「新書太閤記」
...襖絵(ふすまえ)の白鷺(しらさぎ)を見つめている...
吉川英治 「新書太閤記」
...どうも襖絵のうちには...
吉川英治 「随筆 新平家」
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