...此新衣裳に慣れようと思つて...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...彼女は白い夏衣裳(なついしょう)にダイアモンドを幾つも輝かせていた...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...薄紫の緞子(どんす)の衣裳(イイシャン)に...
芥川龍之介 「上海游記」
...私ノラさんの衣裳をつけていらつしやるのが...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...裳の絲を拔き取つて飯粒(めしつぶ)を餌(えさ)にしてその河のアユをお釣りになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...ちょうど人形の衣裳のように派手で渋いところのある色合いの...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...彼は裳衣(しょうい)の襞(ひだ)をつかまえて母親を引き止める...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...(周南)卷耳 漢廣(召南)何彼※矣(風)緑衣 雄雉 谷風(風)桑中 定之方中(衞風)氓 有狐(王風)中谷有※(魏風)園有桃(唐風)山有樞(陳風)墓門(小雅)常棣 伐木 天保 采薇 出車 魚麗 六月水 斯干 無羊 節南山 正月 十月之交 小弁 巧言 蓼莪 小明 楚茨 瞻彼洛矣 裳裳者華 采菽 都人士 隰桑 漸漸之石之華(大雅)緜 皇矣 生民 卷阿 瞻召旻(2)尚書召誥篇に云く王其疾敬徳...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...赤い裳(もすそ)と白い脛(はぎ)とが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...裳(もすそ)とる片手(かたて)はすかし骨(ぼね)の塗柄(ぬりえ)の團扇(うちわ)に蚊(か)を拂(はら)ひつ...
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」
...さて、「美しき島」事件で身心耗弱したコン吉が、懐かしい巴里の古巣に帰り着いたのちも、相も変らず、食糧の買い出しから風呂場の修繕、衣裳の塵払い、合唱のお相伴、玄関番(コンシェルジュ)との口論の調停、物もらいとの応待、蓄音器のゼンマイ巻き、小鳥に対する餌(え)の配給、通信事務の遂行、と、丁稚(でっち)輩下のごとく追い使われ、相勤めまする一日十余時間、休みもくれぬ苛酷(ひど)い賦役...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...その右に壁に嵌め込まれた大きな衣裳戸棚がある...
久生十蘭 「魔都」
...田舎地方の婦人などが衣裳に金を費しながら其染色模様の取合せを知らず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...変てこな衣裳でも...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...それより何という数多いご衣裳でございましょう...
室生犀星 「玉章」
...主に衣裳箪笥や帳箪笥(ちょうだんす)を作り始めました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...こんな衣裳を工夫し出しますと...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...御方の裳(すそ)に添って油断なく懐剣の柄を握りしめる...
吉川英治 「剣難女難」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??