...ふたりが行くさきざきには...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...中には行くさきざきまで気遣って...
井上円了 「おばけの正体」
...行くさきをいいますと...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...しかし行くさきはつい近くだったものと見えて...
大杉栄 「日本脱出記」
...私の行くさきざきに付纒って...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...わたしはその書物によつて、行くさきざきで、薬草のことをしらべたり、また手品のげいを習つたりして、手品使たちといつしよに旅をすることになりました...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...これは東妙和尚から授けられて、これによって、行くさきざきで、与八独特の彫刻を試みて、それで世渡り、旅稼ぎをしようとの用心にほかありません――行き行きて、その翌日、大菩薩峠の麓まで来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の行くさきと屋敷のある方角をくらますのが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...どんな社会的労働があるのか? それらの経験と行くさきの新興産業とはどんな関係にあるかというような詳細に亙って...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...浮島(うきしま)を漕(こ)ぎ離れても行く方やいづくとまりと知らずもあるかな行くさきも見えぬ波路に船出して風に任する身こそ浮きたれ初めのは兵部の作で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まだ日本人の魂の行くさきは...
柳田国男 「海上の道」
...とみ子さんの行くさき/″\を地廻りの惡が附いて廻つたが「私は柔術が得手よ」と聞かされて尻尾を卷いて逃げた咄がある...
横瀬夜雨 「女子文壇の人々」
...何故にこのように自分の生活の行くさきざきが暗いのであろう...
横光利一 「上海」
...明日から稲刈の手伝いに出て行くさきの相談をした...
横光利一 「夜の靴」
...行くさきに千鶴子兄弟のいることを察した兄への同情であった...
横光利一 「旅愁」
...避(よ)ければよけて行くさきが...
吉川英治 「私本太平記」
...彼が四時(しいじ)の珍しい土産物を積んで行くさきといえば...
吉川英治 「新・水滸伝」
...老爺にもよく行くさきの見当がつかなかった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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