...紫金碧甸(しこんへきでん)の指環が一つ...
芥川龍之介 「奇遇」
...仏蘭西語だの羅甸語だの...
芥川龍之介 「恒藤恭氏」
...それから一ト月余になるが羅甸(ラテン)語と希臘(ギリシヤ)語とを陳(なら)べた難かしい手紙が来たゞけで顔を見せないから...
内田魯庵 「犬物語」
...有名な緬甸(ビルマ)の大涅槃像(だいねはんぞう)だとか...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...羅甸(ラテン)語や...
薄田泣菫 「茶話」
...そして羅甸區の所謂家具附ホテルの七階から...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...羅甸(らてん)派の精舎(しやうじや)に宿(しゆく)す...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...維禹甸之...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...印甸人の神経は浅酌微酔の文明的訓練なきがためである...
永井荷風 「妾宅」
...国土や領域や羅甸(ラテン)民族やチユトン人種や凡(すべ)て具象的な事項は...
夏目漱石 「点頭録」
...以太利語(イタリーご)も羅甸語(ラテンご)もある...
夏目漱石 「倫敦塔」
...まるで従卒のようだね」「従卒でもいいから何だ」「まあ羅甸語などはあとにして...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...急に起きて人畜を傷つけ殺す(サンゼルマノ『緬甸帝国誌(ゼ・バーミース・エンパイヤー)』二十一章)...
南方熊楠 「十二支考」
...付てはアイテルが述た『此神、前世夜叉なりしが云々』の話が支那の經藏にない以上は、西藏、蒙古、カシュミル、ネパル、セイロン、緬甸、暹羅やトルキスタン邊にそんな話がある事かと識者の高教をまつ次第である...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...五月に聞いた話では去年二月に明王は緬甸(ビルマ)へ逃げたそうですが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...羅甸(ラテン)語の二種類で書かれておりますが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それに新しく連邦九十三甸(でん)の加勢を得ているので...
吉川英治 「三国志」
...緬甸(ビルマ)の女がバゴダ踊をおどっている...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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