...羅甸(ラテン)とやら申す南蛮国の言葉のよし...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...羅甸(ラテン)を代表する仏蘭西(フランス)人は...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...魚の骨10・24(夕)羅甸(ラテン)の諺(ことわざ)に「少年にして智慧あらば...
薄田泣菫 「茶話」
...そして羅甸區の所謂家具附ホテルの七階から...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...今では羅甸區で全く單純孤獨な生活をつゞけて...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...「大淵之源潰」の源句たる羅甸語の「アビスス」と...
高木敏雄 「比較神話学」
...拉甸及び歐洲各國語の校正は平野小山内兩君專ら之を擔當し...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...羅甸語(ラテンご)も読めない癖に」「ハハハハ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一八七六年に制定せられたる英國の高等文官試驗科目中に、羅馬法、英吉利法、政治學、經濟學、經濟史の外に近世語として、獨逸佛蘭西等の外國語及び文學、古典として希臘語、羅甸語、梵語、亞剌比亞語并に理論數學、應用數學、博物學、英國史、希臘史、羅馬史、近世史、哲學及び倫理學等の掲げられあるは、頗る吾人の意を得たるものにして、理解力は暫く措き、常識と修養と共に一場の試驗を以て其優劣を判ずること難きに拘はらず、而かも之を試んとする企ては、全く之を試みざるに比すれば優ること萬々にして、此點よりして考察する時は、支那の科擧に於て經學と詩文とを以て試驗科目とせしこと却りて其當を得たりと云はざるべからず...
原勝郎 「貢院の春」
...ヂユペロンと云ふ人によつて羅甸語に譯された...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...急に起きて人畜を傷つけ殺す(サンゼルマノ『緬甸帝国誌(ゼ・バーミース・エンパイヤー)』二十一章)...
南方熊楠 「十二支考」
...サンゼルマンの『緬甸帝国誌(ゼ・バーミース・エンパイヤー)』に...
南方熊楠 「十二支考」
...同書三〇六に雲南の尋甸州の西なる米花洗馬山は...
南方熊楠 「十二支考」
...オエンの『マスクワキー印甸人(インジアン)の民俗』に馬踊りてふ条あり...
南方熊楠 「十二支考」
...昨日携帰郊甸春...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...立派なる拉甸(ラテン)名を得たるは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...羅甸(ラテン)語の二種類で書かれておりますが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...江に面した東北一帯の傅家甸(フカテン)と総称する商業地域は...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??