...蝎(さそり)の如くに蟠(わだかま)らん...
芥川龍之介 「るしへる」
...憎む人からは蛇蝎(だかつ)のように憎まれるし...
有島武郎 「或る女」
...幽霊説を蛇蝎(だかつ)のように嫌う一本気の田山課長が爆発させたかんしゃく玉はそれからこの事件の捜査を...
海野十三 「四次元漂流」
...この事ありてより余は書肆(しょし)を恐れ憎むこと蛇蝎(だかつ)の如くなりぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...其上僕を蛇蝎の様に悪(にく)ませさへすれば幾分か償(つぐなひ)にはなる」「夫(それ)が君の手際で出来るかい」「出来ない」と代助は云ひ切つた...
夏目漱石 「それから」
...主人の蛇蝎(だかつ)のごとく嫌う金田君ならやりそうな事だが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...こころには蛇蝎(へび)が巣くうてゐるのです! あたしは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...その右には蝎座の赤い星がうつくしくきらめき...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...」「蝎の火つて何だい...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...」「ええ、蝎は蟲よ...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...「蝎(さそり)の火だな...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...」「蝎いい虫じゃないよ...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...そしたらいつか蝎はじぶんのからだがまっ赤なうつくしい火になって燃えてよるのやみを照らしているのを見たって...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...」「蝎って、虫だらう...
宮沢賢治 「〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕」
...恐ろしき天蝎宮(てんかつきゅう)か...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...悪蝎(あっかつ)などの群れが...
吉川英治 「三国志」
...蝎(かつ)が弟か」「へい」「へいだけじゃ分らねえ...
吉川英治 「新・水滸伝」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
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