...三角星(さんかくせい)や天蝎宮(てんかつきう)...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...蛇蝎(だかつ)の如くでないまでも蚰蜒(げじげじ)ぐらいには嫌っていた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...不義を憎む事蛇蝎(だかつ)よりも甚(はなは)だしく...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...この探求は自由主義者には蛇蝎(だかつ)のごとく憎悪(ぞうお)せられる種類のものであった...
江戸川乱歩 「影男」
...其上僕を蛇蝎の様に悪(にく)ませさへすれば幾分か償(つぐなひ)にはなる」「夫(それ)が君の手際で出来るかい」「出来ない」と代助は云ひ切つた...
夏目漱石 「それから」
...ことにジャーナリズムを蔑視すること蛇蝎(だかつ)のごとき学界にあって...
平林初之輔 「作家としての小酒井博士」
...滝のやうに降りかゝる流星花火の翼が蝎となつて鋏を伸ばし...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...蝎の火のことならあたし知ってるわ...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...ほんたうにこんなやうな蝎だの勇士だのそらにぎつしり居るだらうか...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...蝎の火のことならあたし知つてるわ...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...「蝎がやけて死んだのよ...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...」「蝎つて、蟲だらう...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...ほんとうにこんなような蝎(さそり)だの勇士だのそらにぎっしり居るだろうか...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...「蝎(さそり)の火だな...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...むかしのバルドラの野原に一ぴきの蝎がいて小さな虫やなんか殺してたべて生きていたんですって...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...」「蝎の火って何だい...
宮沢賢治 「〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕」
...毒蛇(どくじゃ)や悪蝎(さそり)がたいへんいますからお気をつけなさい...
吉川英治 「三国志」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
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