...それによつて生活の主体としての人の力を発揮し...
津田左右吉 「歴史とは何か」
...生活の主体としての人の力を発揮し...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...高々行動の主体としての身体でしかあり得ないだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そしてこういう後の場合の広告性の主体としての宣伝は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...道徳的自由の主体としては他でもない(道徳的)人格が必然的に持ち出されなければならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...主体としての、肉体性をもった、質料的・唯物論的な、自然は、もはや所謂客観などというプロジェクションではないから、そこに於て弁証法の成立を拒まれる理由は、消滅する...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...皆この実践的活動の主体としての...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...また契約の主体としての主観の発見者...
中井正一 「美学入門」
...何を主体としての祭典だか...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々は主体として単なる意識でなく存在である...
三木清 「哲学入門」
...主体として他の主体即ち他の個別的社会に対し...
三木清 「哲学入門」
...主体が環境から規定されながらそれに解消されることなく主体として自己を維持し得るのは技術によってである...
三木清 「哲学入門」
...その主体は操作的主体として行為的である...
三木清 「哲学入門」
...我々自身が主体として超越的であるためである...
三木清 「哲学入門」
...しかるに物が客観として超越的であるということは同時に我々が主体として超越的であるということである...
三木清 「哲学入門」
...侵略主義の主体としての民族主義思想であろう...
宮本百合子 「新しい潮」
...日本人としては日本を主体として考え行うのが当然だけれど...
山本周五郎 「新潮記」
...権利の主体として...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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