...いずれも薬缶頭(やかんあたま)を攫(つか)むと同じ事で...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...和尚の薬缶頭(やかんあたま)がありありと見える...
夏目漱石 「夢十夜」
...薬缶頭(やかんあたま)が顔を洗っているんでさあ」「爺さんか婆さんか」と主人が聞く...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...何か掴(つか)みたくっても薬缶頭(やかんあたま)を掴むようにつるつるして焦燥(じ)れったくなったりする人が多分あるだろうと思うのです...
夏目漱石 「私の個人主義」
...見上げるばかりの大男でツルツルの薬缶頭...
山本笑月 「明治世相百話」
...あんな薬缶頭のどこが好いんだ」そういって皆に揶揄された...
若杉鳥子 「雨の回想」
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