...五年来著るしく随喜者を増し...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...レイボールドの『米国書目』は米国書目中の貴重書として珍重されて時価著るしく騰貴しているが...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...近代資本主義的学校教育ではこのジャーナリズム機能が特に著るしく商品生産の形式を取っていることは云うまでもない...
戸坂潤 「辞典」
...ソヴィエト・ジャーナリズムは進歩的教育機能に於て著るしく発達していると見られている...
戸坂潤 「辞典」
...商工業が近年著るしく發展したからには...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...しかもほとんど偶然に出現した人間の作そのものを全(まった)き成体で取り崩(くず)す事のできないものと見傚(みな)した上でその特色の著るしきものだけに何主義の名をもってする弊であります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...わが日本では著るしく変って参りました...
夏目漱石 「創作家の態度」
...これほど対照の著るしく...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...2日本人の著るしい特色は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...この点が西洋と著るしくちがっている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...* 最近の世界詩壇は著るしく散文的(プロゼック)になり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...然るに感情そのものは、他の事件や題材を借りない限り、全く無形なる気分上のものに属するから、此処に近代の短篇詩は、著るしく気分的、情調的のものに傾向してきた...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...日本人と最も著るしいコントラストである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...日本人は世界的に著るしく...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...神と惡魔の著るしい對立から成立してゐる...
萩原朔太郎 「非論理的性格の悲哀」
...恩に著るだよ!」どうして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...二月二十二日棠軒は亡父の遺した阿部家の紋服を著ることを稟請した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...著物(きもの)を洗って糊を附けて著ることは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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