...寶兒は側(そば)に坐って茴香豆(ういきょうまめ)を食べている...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...筍の塩漬や茴香豆(ういきょうまめ)の皿盛を取ることが出来る...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...茴香豆の茴の字は...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...内の番頭さんは茴香豆という字を記入したことがない...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...じゃ茴の字に四つの書き方があるのを知っているか」彼は指先を酒に浸しながら櫃台の上に字を書き始めたが...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...茴香(うゐきやう)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...四秋(あき)は茴香(うゐきやう)...
薄田淳介 「白羊宮」
...茴香(ういきょう)の香(かお)りが漂ってきた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...茴香(ういきやう)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...茴香(ういきょう)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...茴香(フヌイユ)やラヴァンドが匂い...
久生十蘭 「だいこん」
...フオル・ボロン氏は茴香酒(ペルノオ・フィス)の匂いのする赤鼻の肥大漢...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...茴香(ういきょう)とサフランの香に悩みながら...
久生十蘭 「予言」
...どんなのがあるんだい?」「茴香酒(アニーソワヤ)がございますよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その茴香酒(アニーソワヤ)をくれい...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...せめては暗にも著しいこれらの茴香の匂ひ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...徐々としてただの一種たとえば茴香が蔓延して全土を蔽(おお)ってしまい...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...また竜が茴香(ういきょう)をもってその眼をみがき明らかにするのを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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