...親元を離れて、一人暮らしを始めた...
...子供たちを親元に預けて、旅行に行く...
...大学を卒業したら、親元を離れて就職するつもりだ...
...親元に戻って、しばらく休むことにした...
...彼は親元を守るために、地元の企業に就職した...
...二円でも三円でも毎月かかさず親元へ仕送りをつづけた...
太宰治 「古典風」
...ただ親元になって儀式をあげてもらえば宜いのですよ」姐は金を見て笑顔になった...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...その親元と交渉の末...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...その晩は葛西のお寅の親元...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...皆んな親元の判つたものばかりでございます」奉公人はそれつきり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親元身請にするだけの金を返して貰つたのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五百円で親元(おやもと)根引(ねび)きにさせたことを持出して...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...親族会議の方では、古(ふる)門前裏の小屋(こいえ)に、抱え主、親元、小野亭からも人が来て、つまるところは、金高で手をひくように吹っかけたらということになった...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...かねは身請けされて親元に在(い)たところ...
南方熊楠 「十二支考」
...親元へ電報を打ってやった...
宮本百合子 「黒馬車」
...間もなく親元から連れ戻しに親類が出たが...
森鴎外 「心中」
...または生まれ児(ご)を見せに親元(おやもと)に行くことも...
柳田国男 「海上の道」
...隊では親元へ電報を打つと...
山本周五郎 「青べか物語」
...お杉の親元が荏原郡(えばらごおり)にある...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...故郷の親元に送るらしい写真は大抵制帽を冠るので...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...芸妓屋(おきや)と親元は泣きの涙で怨んでいるが...
夢野久作 「爆弾太平記」
...お父(と)っさんへ出す手紙です』『親元へ出す手紙を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...親元にあたる大工棟梁(だいくとうりょう)の吉五郎は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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