...私は花草が好きです...
...今日は花草を買って帰ります...
...この部屋には花草が飾ってある...
...花草の世話をするのが趣味です...
...花草を育てるのは意外と大変だ...
......
伊良子清白 「孔雀船」
...花草はうつくしいが...
種田山頭火 「其中日記」
...もう秋季収穫(アキ)がはじまつてゐる音・出来秋ぬれてはたらく・夜あけの雨が柿をおとして晴れました・十字街はバスが人間がさん/\な秋雨・濡れて越える秋山のうつくしさよ・ぬれてきてくみあげる水や秋のいろはだしであるく花草のもう枯れそめて・ヱスもひとりで風をみてゐるか・秋雨の夜がふける犬に話しかける九月二十日雨...
種田山頭火 「其中日記」
...戸外の遊び南全體に海をうけて明朗、温暖な高知に育てられる子供は寒中も尚かぢなば(梶の木の切株に生る茸)や、寒苺詰みが出來、三月ともなれば菫、蓮花草が咲き、續いてつばな(茅萱の穗)や蕨取り等に野山を馳け廻る...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...樹石花草巧ニ景致ヲ成ス...
永井荷風 「上野」
...花草の原は少し未熟だが月夜蟋蟀の造語は成功してゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...春の花草は絵のやうに咲き乱れて居りました...
牧野信一 「辞書と新聞紙」
...ついに実用から移って鑑賞花草となったものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...すなわちこれはメキシコ原産の花草で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そしてこの花草は俗にアフリカン・マリゴールドと呼ばれる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...爾来人家の庭園に栽植せられて一つの花草となっているが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...珍しいというので単に花草のように作って居った...
牧野富太郎 「植物記」
...スミレの図サクラソウサクラソウはよく人の知っている花草(かそう)で...
牧野富太郎 「植物知識」
...一、四季の題目にて花木(かぼく)、花草(かそう)、木実(このみ)、草実(くさのみ)等はその花実(かじつ)の最(もっとも)多き時をもつて季と為すべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...殊に花樹花草の美は何人(なんぴと)もこれを感ぜざるはあらず...
正岡子規 「俳句の初歩」
...射干(しゃかん)は「ひおうぎ」「からすおうぎ」などいえる花草にして...
正岡子規 「俳人蕪村」
...射干(しゃかん)は「ひあふぎ」「からすあふぎ」などいへる花草にして...
正岡子規 「俳人蕪村」
...刈掃畏鏖花草去...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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