...私は花草が好きです...
...今日は花草を買って帰ります...
...この部屋には花草が飾ってある...
...花草の世話をするのが趣味です...
...花草を育てるのは意外と大変だ...
...むかしの友とあるく蔦をははせて存らへてをる□・山ふところで桐の花・青草に寝ころんで青空がある咲いてかさなつて花草二株□・別れて橋を渡る・青葉の心なぐさまないしつかりしろ...
種田山頭火 「行乞記」
...見たことのある顔がくる花草にしやがんだ女で銭のやりとり・青田のまんなかを新国道はまつすぐな旗立てて・ひえ/″\とからだをのばし蛇もうごかない・庭も畑も草のしげりゆく草七月七日何だか不安な一夜だつた...
種田山頭火 「行乞記」
......
種田山頭火 「其中日記」
...戸外の遊び南全體に海をうけて明朗、温暖な高知に育てられる子供は寒中も尚かぢなば(梶の木の切株に生る茸)や、寒苺詰みが出來、三月ともなれば菫、蓮花草が咲き、續いてつばな(茅萱の穗)や蕨取り等に野山を馳け廻る...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...花草の満地に白と紫の陣立てゝこし秋の風かな前の白百合の白き畑の場合と同じく色彩の音楽で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...花草の原のいづくに金の家銀の家すや月夜蟋蟀月夜の蟋蟀の声を金鈴銀鈴と聞く心持からその栖家が「金の家銀の家」となるので...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...春の花草は絵のやうに咲き乱れて居りました...
牧野信一 「辞書と新聞紙」
...花草花は好きですが斯様な生活では仕方がない...
牧野信一 「趣味に関して」
...日本では鑑賞花草としてよく人家の庭に栽えられてある宿根草であるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...元禄七年(1694)にできた貝原益軒(かいばらえきけん)の『豊国紀行(ほうこくきこう)』に「別府のあたりには家の棟に芝を置いて一八と云花草をうえて風の棟を破るを防ぐ武蔵国にあるが如し...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ガンピ(ナデシコ科の花草であるガンピと同名異物)は元来はこの類の総名で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...上の紅黄草すなわちコウオウソウも同属の花草で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...観賞花草として能(よ)く人家(じんか)に栽(う)えられてある...
牧野富太郎 「植物知識」
...藤田初巳君らと季刊雑誌「開花草子」を発行していた時...
正岡容 「わが寄席青春録」
...公達(きんだち)に狐ばけたり宵の春飯盗む狐追ふ声や麦の秋狐火やいづこ河内(かわち)の麦畠麦秋(むぎあき)や狐ののかぬ小百姓秋の暮仏に化る狸かな戸を叩く狸と秋を惜みけり石を打(うつ)狐守る夜の砧かな蘭夕狐のくれし奇楠をん小狐の何にむせけん小萩原小狐の隠れ顔なる野菊かな狐火の燃えつくばかり枯尾花草枯れて狐の飛脚通りけり水仙に狐遊ぶや宵月夜怪異を詠みたる者...
正岡子規 「俳人蕪村」
...木は花木を先にし草は花草を先にす...
正岡子規 「墨汁一滴」
...植え込みの花草が虫の音に満ちた野のように乱れた夕明りのもとの夜を大将はながめていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「古昔寧楽朝山上憶良詠秋野花草七種...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??