...海の水が腐らないやうにするのですね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...赤道を越えても腐らないので...
梅崎春生 「幻化」
...それはほとんど腐らないものであった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...腐らないまでも実が固くなるとヤニの出が悪い...
高見順 「いやな感じ」
...経験の教えるところは腐らないものがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...そりや肉体は腐らないけどねえ...
北條民雄 「道化芝居」
...それはまだ腐らない屍衣(きょうかたびら)を着た妻の骸骨であった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...まだ腐らないで腕に附いているのだろうか? お前は知っている! その人は誰だえ? …………(微笑を浮べた顔で...
三好十郎 「冒した者」
...故に此の池水のやうに文語が腐らないやうに假名遣を訂すのは必要でありますけれども...
森鴎外 「假名遣意見」
...ぽつ/\腐らないやうにして行けば宜しいかと思ふ...
森鴎外 「假名遣意見」
...理由は、腐らないからだ、風滅しないからである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...塩だって沢山いるだろ」「塩は腐らないけれど...
吉川英治 「宮本武蔵」
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