...矢張り老耄の生れ代りなんだ...
有島武郎 「かんかん虫」
...あの図太い老耄(おいぼれ)奴(め)...
海野十三 「軍用鼠」
...二年前にこの老耄(おいぼれ)が...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...接待員はみな老耄(おいぼれ)だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...老耄(おいぼれ)めが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...暗夜のうちから一条の光で切り取られた「老耄(おいぼれ)」そのものの面かと思われた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...老耄(おいぼれ)の水商人(みずあきんど)めが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あの旧弊な老耄(おいぼれ)を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「老耄(おいぼ)れた街路も夜の帽子をかぶるがいい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかしその過去は老耄(ろうもう)した過去か...
夏目漱石 「野分」
...よし老耄(おいぼれ)ても...
新渡戸稲造 「自警録」
...憎くき老耄(おひぼれ)が根生骨...
一葉 「暗夜」
...老耄(おいぼ)れの梵妻(ぼんさい)め!』またキングなら『行っちまえ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どこか老耄(おいぼ)れの廃兵といった恰好をしている...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...T「老耄れ邪魔すな!」ソレッとばかり一同は嘉助と仲蔵に討って掛かる...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...すっかり老耄れたという言葉が...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「そうと思うか」――たとえ老耄(ろうもう)されたとしても...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...今は老耄(おいぼ)れて仕舞ったが...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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