...「老翁」が公園でベンチに座っている...
...「老翁」が孫にお金をあげた...
...「老翁」が健康診断に行くために病院に行った...
...「老翁」が道を尋ねてきたが、私は答えられなかった...
...「老翁」が突然倒れて、周りの人が救急車を呼んだ...
...老翁の長髯のようにみごとに風になびかせた...
犬田卯 「沼畔小話集」
...鹽土老翁を祀る...
大町桂月 「金華山」
...文広通は猪を射しが故に、老翁に咎められ、遂に老翁によりて退去を命ぜらる...
高木敏雄 「比較神話学」
...不思議の術ありと思はれたる(who was supposed to have magic powers)一老翁の助力に依つて...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...黙々相対して花を守る老翁の「心の色」にさびを感じ...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...一生参学の事了つた老翁の茶摘み水汲み徳を積む奇篤な姿である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...狐は老翁形の稲荷大明神となったに同じ...
南方熊楠 「十二支考」
...釣(つり)をする老翁...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...今も七十余の老翁にて生存す...
柳田国男 「遠野物語」
...麻の道服を纏(まと)い手に藜(あかざ)の杖を持った一人の老翁...
吉川英治 「剣難女難」
...暖かそうな頭巾をかぶった老翁のすがたがある...
吉川英治 「三国志」
...神明と帰し給うをや」老翁は...
吉川英治 「三国志」
...老翁は先に立った...
吉川英治 「三国志」
...私は何となくこの老翁のことばの中にかえってありのままな孔明の姿があるような気がするのである...
吉川英治 「三国志」
...――しかし人のあるなしも打忘れて仮面(めん)を彫りにかかっている一老翁のすがたと呼吸をじっとみているうちに...
吉川英治 「私本太平記」
...なろうことならこの老翁と小屋の木屑でも焚(た)いて一ト晩かたりあってみたいほどな興味をもった...
吉川英治 「私本太平記」
...重きをなす老翁(ろうおう)が...
吉川英治 「親鸞」
...神仙の女に逢ってしかもいかんともすることのできなかった老翁の心に興味を持って...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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