...さらずばこゝを戍(まも)る兵土にや...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...またしても女の態度(ようす)を見戍った...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...私の顔を珍らしく優しく見戍(みまも)りながら...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...じっと周平の顔を見戍った...
豊島与志雄 「反抗」
...……あなたも少し行ってきちゃどう?」そして彼女はまじまじと周平の顔を見戍った...
豊島与志雄 「反抗」
...」周平はぼんやり保子の顔を見戍った...
豊島与志雄 「反抗」
...」そういう風に彼は周平を迎えてじっと顔を見戍った...
豊島与志雄 「反抗」
...無抵抗な自分の頭をじっと見戍ってると...
豊島与志雄 「反抗」
...自分は猶更驚いて思はず其の顏を打目戍(うちまも)つたが...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...殆(ほとん)ど夜(よ)の目も離さぬ程(ほど)自分の行(おこな)ひを目戍(みまも)つて居(ゐ)るらしい母親の慈愛(じあい)が窮屈(きゆうくつ)で堪(たま)らないだけ...
永井荷風 「すみだ川」
...ことに新疆全土の戍兵わずかに六千を越えず...
日野強 「新疆所感」
...支那の戍兵一変ことごとく欧洲式の訓練に熟し...
日野強 「新疆所感」
...さきの日帰りの途(みち)を戍亥(いぬい)にとって...
本庄陸男 「石狩川」
...松岡を見戍りながら言った...
室生犀星 「三階の家」
...ものうげに折々眠元朗を見戍(みまも)るだけだった...
室生犀星 「みずうみ」
...「衛戍(えいじゅ)病院へへえるとまもなく重態になった...
山本周五郎 「青べか物語」
...すばらしく大きな古い麦藁(むぎわら)帽子をかぶって身動きもせずにじっと遠く沖のかなたを見戍(みまも)っていた...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...しばらく男の横顔を見戍っていたが...
山本周五郎 「麦藁帽子」
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