...彼は習癖があり、毎日同じ時間にジョギングする習慣がある...
...習癖を断ち切るために、新しい趣味を始めることにした...
...彼女は甘いものに対する習癖がある...
...習癖を治すために、カウンセリングを受けることをおすすめします...
...習癖は個人差がありますので、あまり人に勧めないでください...
...就中(なかんずく)畏(おそ)るべきは習癖(しゅうへき)の惰力である...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...而して同時にそれを誇大する習癖から救はれてゐなければならない...
有島武郎 「描かれた花」
......
高村光太郎 「智恵子抄」
...私の悪い習癖が出て...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...ほんの外観に於ける習癖に過ぎない...
太宰治 「佳日」
...ただ自分に限られた習癖に過ぎないかもしれない...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...それは公衆におのれの心を開き示さんとする習癖であり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...けれども不精なためか或は習癖からか...
豊島与志雄 「小説中の女」
...わたくしは元来その習癖よりして党を結び群をなし...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...――是は私の習癖で御座いまして...
西尾正 「陳情書」
...僕の頭のなか、僕の習癖のなか、いつのまにか、纏りのない群衆が氾濫している...
原民喜 「鎮魂歌」
...第一、不完全な習癖、つまり、目下の印象から関連する観念への不完全な推移を産むことによってである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...私は何時の時でも朝な夕な不思議に勇壮な運動を試みずには居られない習癖があるのだつた...
牧野信一 「歌へる日まで」
...このロマンチツクな習癖は年と共に段々病的になつて...
村山槐多 「悪魔の舌」
...僕らはすぐ人を信用してしまう習癖があるから...
横光利一 「旅愁」
...すぐ人相を観(み)ることが習癖のようになっているので...
吉川英治 「三国志」
...天下に二つとない建築物になろう」老いても奇を好む習癖は失せないらしい...
吉川英治 「三国志」
...『新生』は藤村があの習癖を自覚したということの証拠なのであって...
和辻哲郎 「藤村の個性」
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