例文・使い方一覧でみる「罪する」の意味

...明日（みょうにち）紅蝋燭（べにろうそく）一対（目方一斤の物に限る）線香一封を趙家に持参して謝罪する事... 明日紅蝋燭一対線香一封を趙家に持参して謝罪する事の読み方
魯迅井上紅梅訳「阿Ｑ正伝」

...無実の罪を得て成敗（せいばい）を受けた猫のために謝罪する心持で... 無実の罪を得て成敗を受けた猫のために謝罪する心持での読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...その罪するに任ずるなり... その罪するに任ずるなりの読み方
徳富蘇峰「将来の日本」

...「ズヴェルコフ！　ぼくはきみに謝罪する」とわたしは断固たる調子できっぱりといった...
ドストエーフスキイ米川正夫訳「地下生活者の手記」

...悪かったら謝罪するとこうなんですもの... 悪かったら謝罪するとこうなんですものの読み方
豊島与志雄「或る男の手記」

...「何人をも罪する勿れ... 「何人をも罪する勿れの読み方
豊島与志雄「作家的思想」

...そして「矢張り、道中は、庄吉をお連れになった方が、ようがしょうがな」「何うして、お判りになります？」「それはの、聞くところによると、兵道家は、修法場を汚された時には、その汚れを払い、諸神に、謝罪するため、三倍の修法を、その場所にて致すものであるそうだ... そして「矢張り、道中は、庄吉をお連れになった方が、ようがしょうがな」「何うして、お判りになります？」「それはの、聞くところによると、兵道家は、修法場を汚された時には、その汚れを払い、諸神に、謝罪するため、三倍の修法を、その場所にて致すものであるそうだの読み方
直木三十五「南国太平記」

...ね」と代助に謝罪する様に云つて... ね」と代助に謝罪する様に云つての読み方
夏目漱石「それから」

...會場をお騷がせしたことを謝罪する... 會場をお騷がせしたことを謝罪するの読み方
萩原朔太郎「中央亭騷動事件（實録）」

...決して悪には屈せず正しい道を僅かに外れることすら罪だと断罪するあの美しい意志の人に出会うことはないのである...
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...訳者は謹んで原作者に謝罪することとしよう... 訳者は謹んで原作者に謝罪することとしようの読み方
エドガア・アルラン・ポオ　Edgar Allan Poe 森林太郎訳「病院横町の殺人犯」

...六三五番　氏名吉田豊道一　犯罪するに至った筋道を記せ自分ハ最初世上ノ俗論ニ迷ハサレテ...
槇村浩「入所時感想録」

...彼もただ心の中で謝罪する外に途もなく... 彼もただ心の中で謝罪する外に途もなくの読み方
水上滝太郎「遺産」

...これまでの特権階級やブルジョアや地主を断罪するための人民裁判所や...
三好十郎「清水幾太郎さんへの手紙」

...そう云って謝罪する者を斬れると思うか」「それならもう... そう云って謝罪する者を斬れると思うか」「それならもうの読み方
山本周五郎「薊」

...でもみんなは「柿崎さんが謝罪するなら」という条件で... でもみんなは「柿崎さんが謝罪するなら」という条件での読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...「恐れ入りました」と服罪するようなもので... 「恐れ入りました」と服罪するようなものでの読み方
夢野久作「暗黒公使」

...あなたへ謝罪する折を口ぐせに申しているので――他事ながら... あなたへ謝罪する折を口ぐせに申しているので――他事ながらの読み方
吉川英治「新書太閤記」

「罪する」の読みかた