...繍帳を閉めて寝る...
...あの神社には繍帳が掛かっていた...
...繍帳には鳳凰が美しく描かれていた...
...繍帳を買うために貯金していた...
...繍帳を開けるとそこには美しい風景が広がった...
...居室にも竜を雕(ほ)り繍帳(しゅうちょう)にも竜を画き...
中島敦 「弟子」
...その曼荼羅繍帳にふれては...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...しずかにこれへ眸をおくと華麗善美をつくしたそのかみの大繍帳が不思議に目のあたりくりひろげられて...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...繍帳はもと法隆寺の宝蔵の奥ふかく納まわれてあったが...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...この繍文によって繍帳製作の由来をあらわしたと言われる...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...天皇はその哀情を深く思召され勅諚をもって繍帳を二張つくらしめ給うた...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...先生は染織文様のみちに明くいられるので現存の繍帳断裂の生地や繍糸についての考察にはとりわけ詳しいお話があった...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...繍帳下部のほうに...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...この繍帳の中から読経の声がつぶつぶときこえて...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...ただ一途な思慕と信仰のその念いばかりが繍帳に籠っているとみえた...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...「天寿国繍帳」の造製に与かった絵師たちは推古天皇の十二年帰化画師保護のため定められた黄書画師(きぶみのえし)ならびに山背画師に属する人びととしてものの本にみえている...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...それゆえ我国最初のこの繍帳には支那高勾麗両系の絵があらわされているわけである...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...「天寿国繍帳」はこの極みに達していると語られる...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...追記 「曼荼羅繍帳」については主として明石染人氏著「染織文様史の研究」を参考とした...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...大仏殿の壁を飾る繍帳(しゅうちょう)は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)にいうところの...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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