例文・使い方一覧でみる「緒」の意味

...何もかも一緒くたになって区別がつかなかった... 何もかも一緒くたになって区別がつかなかったの読み方
魯迅井上紅梅訳「村芝居」

...無論天国では一緒になれる筋のものではなかつた... 無論天国では一緒になれる筋のものではなかつたの読み方
薄田泣菫「茶話」

...あたしと一緒に漢陽の家へいらっしゃい... あたしと一緒に漢陽の家へいらっしゃいの読み方
太宰治「竹青」

...行李（こうり）と一緒に或る商店のリヤカーの隅へ積んで貰つて... 行李と一緒に或る商店のリヤカーの隅へ積んで貰つての読み方
谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のをんな」

...この人の唯一の情緒生活のきずなの無残に断たれるという場面が一種の伏線となっているので...
寺田寅彦「自由画稿」

...二時間近く一緒に歩き回ったが... 二時間近く一緒に歩き回ったがの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳「土色の顔」

...という音と一緒に... という音と一緒にの読み方
直木三十五「南国太平記」

...臍（へそ）の緒（お）もあるはずです――そのほか... 臍の緒もあるはずです――そのほかの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...その整然たる外面美とロマンティックな情緒（じょうちょ）が... その整然たる外面美とロマンティックな情緒がの読み方
野村胡堂「楽聖物語」

...夜の情緒（じょうちょ）... 夜の情緒の読み方
野村胡堂「楽聖物語」

...「一緒にお始めになりさえすれば... 「一緒にお始めになりさえすればの読み方
フランセス・ホッヂソン・バァネット　Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳「小公女」

...すでに薩長貿易は緒についていたから... すでに薩長貿易は緒についていたからの読み方
服部之総「志士と経済」

...二人は一緒に色々な投機をしていました... 二人は一緒に色々な投機をしていましたの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「くちなしの花」

...彼等と一緒になつて彼等の習慣の中であると... 彼等と一緒になつて彼等の習慣の中であるとの読み方
牧野信一「文学的自叙伝」

...なおその上に師の演説を妨げまいとしたその礼儀をも一緒にほめてやってもよかったろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...湧き起る喊（とき）の声と一緒に舳（へさき）を揃えて... 湧き起る喊の声と一緒に舳を揃えての読み方
夢野久作「白髪小僧」

...十内は、追いかけて、『そこまで、御一緒に』と、従（つ）いて行った... 十内は、追いかけて、『そこまで、御一緒に』と、従いて行ったの読み方
吉川英治「新編忠臣蔵」

...お千絵様の手紙も一緒に掏（す）られたのか... お千絵様の手紙も一緒に掏られたのかの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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