例文・使い方一覧でみる「緒」の意味
スポンサーリンク...さて一緒になって見ると... 
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...久板の二人と一緒に...
大杉栄 「獄中記」
...警察官と主催者と聴衆とが一緒になって騒ぎ出す...
大杉栄 「新秩序の創造」
...美知子さんも、一緒にどうぞ...
太宰治 「故郷」
...そんでこいからは家出るにも帰るにも僕と一緒にするようにしてくれ...
谷崎潤一郎 「卍（まんじ）」
...隠居や子息（むすこ）と一緒に...
徳田秋声 「あらくれ」
...チロの国と名をつけましょうよ」ふたりは一緒に金目銀目（きんめぎんめ）のチロを抱きかかえて...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...それにつれて馬も一緒にはーっと大きなあくびをし始めました...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...ガラッ八と一緒に帰って来ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...老人と彼女とが自動車に乗るとが一緒だった...
橋本五郎 「地図にない街」
...僕の父もその母と一緒に僕と三人で撮つてゐる...
原民喜 「鎮魂歌」
...おれたちは始終こいつと一緒だったんだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...夫人と一緒に同じ列車に乗っていたが...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...ついでにこの話は内緒にしておいてくれないか...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...兄さんが帰ってから一緒に行けばいいじゃないの？」七五郎が...
山中貞雄 「森の石松」
...わたしの恋の琴の緒（を）にその弾き歌は用が無い...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...彼はシルストルと一緒にゐる時だけはまるで子供のやうで...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...今度は、若い頑丈な男だったが、この前と同様、ドシンとも、ビタビタともつかぬ、雑巾を踏みにじったような、異様な、胸の中のものを、掴（つか）み出す音と、一緒に、男の躰はずたずたに轢き千切（ちぎ）られて仕舞ったのだ...
蘭郁二郎 「鉄路」
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