...総身で力を入れて押す...
...彼女は総身全力で走り抜けた...
...疲れきって総身がだるくなってしまった...
...今日は朝から総身で頑張っている...
...喜びのあまり総身が震えた...
...総身(そうしん)の力をこめてまっ二つに裂くと...
有島武郎 「或る女」
...総身の脈を乱してゐる...
石川啄木 「鳥影」
...かれは一種の深い衝動を総身に感じた...
田山録弥 「波の音」
...総身をふるわせながら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...総身をふるわせた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...わたしが押(おさ)えても止らぬ武者ぶるいに総身を震(ふる)わせながら入って行くと...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...わたしはとつぜん総身に水を浴びたような気がした...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...彼は年頃(としごろ)にない安慰を総身(そうしん)に覚えた...
夏目漱石 「それから」
...総身(そうみ)の毛を一度に振(ふ)っている...
夏目漱石 「文鳥」
...怯えが総身を走った...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...かれはその時総身に或るふしぎな顫律(せんりつ)をかんじた...
室生犀星 「幻影の都市」
......
室生犀星 「抒情小曲集」
...総身の羽が赤褐色で...
森鴎外 「鶏」
...総身を恐怖がはしった...
山本周五郎 「追いついた夢」
...思はず総身水の如くなりて...
夢野久作 「白くれない」
...総身(そうみ)の力をふりしぼった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...総身の毛を逆立ッて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...総身の毛穴をよだてて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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