...日本人が綺麗好きだということも...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...愛嬌はないが綺麗好きだから嬉しい...
種田山頭火 「行乞記」
...彼女の綺麗好きと器用さはすぐさま形を現した...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...綺麗好きなお絹は人にお湯を汚(よご)されるのをひどく嫌った...
徳田秋声 「挿話」
...」綺麗好きな辰代はすぐに二階の四畳半の掃除にかかった...
豊島与志雄 「変な男」
...いくら綺麗好きの日本人が掃除をしたって...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...實際、私は整頓とか、整理とか、掃除とか、片附け事とか云ふ事には殆ど興奮さへ覺へて骨身を惜しまない人間で、普通の詞で云へば、綺麗好きとか、潔癖とか云ふのらしいが、どうも聊か病的で、下らぬ暇潰しになつて仕方がない...
南部修太郎 「自分の變態心理的經驗」
...身だしなみが良くて綺麗好きで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...尤も手まめで綺麗好きな男らしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「御隱居な身體が弱かつた上に、綺麗好きで、傍へ餘計な物を置くのを嫌ひましてね」主人の勝藏は辯解らしくさう言ふのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...綺麗好きの順一は時々...
原民喜 「壊滅の序曲」
...しかし、ヤーフの私が物をおぼえたり、礼儀正しかったり、綺麗好きなので、彼はとても驚いたらしいのです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...生れつき綺麗好きで...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...もう六十幾つとかになるが、綺麗好きで、東京中を歩いて、新築の借家を捜して借りるが、少し古びて来ると、すぐ引き越す...
森鴎外 「雁」
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