...火の玉が三つ巴(どもえ)になって...
橘外男 「生不動」
...この三つは三つ巴(どもえ)のようにつながった謎の三位一体である...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...三つ巴(どもえ)に入り込んだ山里のあたりを驚かせているものと見えます...
中里介山 「大菩薩峠」
...三つ巴の生首が飛んだという恐ろしい因縁話...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三人三つ巴になつて爭ふ中へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三つ巴になつて張り合つて居るから面白いぢやありませんか」「そんな事は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その巴の上に岬と松原と海を隔てた温泉岳が三つ巴を為して乗つてゐるといふのであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この三人のアンリの三つ巴の抗争であった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...目まぐるしい三つ巴(どもえ)の戦法がおこなわれるか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その間に日本の勢力も絡まり、三つ巴、四つ巴となって極東の海上には連年さまざまの事件を引き起した...
和辻哲郎 「鎖国」
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