...彼の作品の中で、最後に書かれた「絶筆」が発売されることを待ち望んでいた...
...あの有名な画家は、亡くなった後に「絶筆」と呼ばれる最後の作品を残した...
...彼女は誰にも知られていない「絶筆」を遺していた...
...この小説は現代文学の重要な「絶筆」として高く評価されている...
...あの偉大な作家の「絶筆」が公開されたというニュースが流れた...
...千八百八十九年の詩集「アソランドオ」の絶筆とは此詩人が宗教觀の根本思想を包含す...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...一生の述作皆人間終極の幸福を予言する点に於(おい)て一致し「アソランドオ」絶筆の結句に至るまで...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...L拝 早々頓首」これが絶筆なんですよ...
内山完造 「魯迅さん」
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相馬御風 「坪内先生を憶ふ」
...私の書齋には先頃坪内先生未亡人せん刀自から先生のかたみとしていたゞいた先生の絶筆の一つであるといふ丸盆の四字額が掲げてある...
相馬御風 「獨愁」
...カンバスのまん中にぐいとカドミユームの道を一本描いたのを絶筆にした...
竹久夢二 「砂がき」
...及びその絶筆たる『留魂録』なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...翌年絶筆たる『哲学の実果』を脱稿した...
戸坂潤 「辞典」
...継母への優しい手紙を絶筆に四月三日この孤独にして偉大なる魂は天に還(かえ)った...
野村胡堂 「楽聖物語」
...彼女の絶筆となったのはたつみやの襖(ふすま)のちらし書であろう...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...「西方の人」は彼の眞の絶筆である...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...」これは芥川さんの絶筆「續西方の人」の最後の言葉である...
堀辰雄 「エマオの旅びと」
...絶筆文として組み立ててある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
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森鴎外 「細木香以」
...わたくしは魯文の記する所に従って、「絶筆、おのれにもあきての上か破芭蕉」の句を挙げて置いた...
森鴎外 「細木香以」
...絶筆の五絶と和歌とがある...
森鴎外 「渋江抽斎」
...これが絶筆というわけかな」パラパラと頁をめくっていたが...
矢田津世子 「茶粥の記」
...十内の絶筆だった...
吉川英治 「日本名婦伝」
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