...けれども『三国志』や『水滸伝』の人物の二人立三人立などの細かい絵になると...
淡島寒月 「凧の話」
...濃褐色(のうかっしょく)!』これはすばらしい絵になるでしょう! 画家は...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...そのありさまは絵になるものでした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...それが絵になるとかならぬとか...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...絵になるような場所はない...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...窓一つ一つが立派な絵になる...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...文展向きの絵になる景色を捜しに来たのである...
薄田泣菫 「茶話」
...また、絵になると、油絵や水彩画に風景を描いたものがたくさんあるのに、なぜ文学にそれがないであろうかと不思議に思うことがあります...
高浜虚子 「俳句への道」
...適当な背景の前には絵になるものの一つである...
寺田寅彦 「写生紀行」
...斜(ななめ)に坂を蔽う一株(ひとかぶ)の榎(えのき)との配合が自(おのずか)ら絵になるように甚だ面白く出来ている...
永井荷風 「日和下駄」
...はっと「これは絵になる」という気がするのは...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...両方ともに絵になる...
夏目漱石 「三四郎」
...凌雲閣はとても絵になるべきものとは思はれんのであるが...
正岡子規 「病牀六尺」
...コムポジションを一寸工夫するともっと生活の雰囲気とスケールのある絵になると感じられますね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(士林渡口の籾庫(もみぐら)を見て立石鉄臣君を顧みながら)これは絵になるね...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...絵になる一節がこの間に挿(はさ)まっている...
柳田国男 「海上の道」
...まして職人尽(づく)しの歌合(うたあわせ)などの絵になると...
柳田国男 「木綿以前の事」
...絵になる鳥ある年の五月...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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