...彼女は細面でスタイルが良くみえる...
...細面の彼は、髪を切ったら更にカッコよくなった...
...細面な猫ちゃんが可愛い...
...彼の細面は彼の癖によりよく目立つ...
...俳優は細面である必要があるとされることがある...
...細面(ほそおもて)ただ白玉の鼻筋通り...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...私の目の前にいる麗子は細面の下膨(しもぶく)れで...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...細面を幾分か丸く見せて居りました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...羽左衛門型の細面の両頬(ほお)を...
谷崎潤一郎 「細雪」
...鼻が高く細面(ほそおもて)で...
豊島与志雄 「林檎」
...半(なか)ば開きし障子(しょうじ)の外の縁先には帯しどけなき細面(ほそおもて)の女金盥(かなだらい)に向ひて寝起(ねおき)の顔を洗はんとするさまなぞ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...早や真白(まっしろ)になった鬢(びん)の毛と共に細面(ほそおもて)の長い顔には傷(いたま)しいまで深い皺(しわ)がきざまれていたけれど...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...長い頤(おとがい)に癖のある細面(ほそおもて)の優しさは...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...細面(ほそおもて)のませた顔立から...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...細面乍ら豊満な肉付きで...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...細面で髯(ひげ)の跡青々とした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...陰影の深い細面(ほそおもて)で素顏に近い脂の乘つた血色は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頬の曲線の柔かい細面...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...細面(ほそおもて)の蒼白い顔は...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...相人よ愛欲せちに面痩せて美くしき子によきことを云へ面痩せて美しき子即ち痩せの見える細面(ほそおもて)の美人が...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...やっぱり特徴のある髪の毛と細面な顔だちで...
宮本百合子 「旭川から」
...真面目な追想の表情を薄い煙草色の細面に現わして...
「一本の花」
...薄いモのある細面で...
山本笑月 「明治世相百話」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??