...と箪笥(たんす)をがたりと引いて...
泉鏡花 「婦系図」
...まだ御整理のできていない奥様のお箪笥や鏡台が...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...博士の箪笥から引張り出さうと目論(もくろ)んでゐる者がある...
薄田泣菫 「茶話」
...父親と荻生さんが先に立って箪笥や行李や戸棚や夜具を室内に運ぶ...
田山花袋 「田舎教師」
...箪笥の上には、いろんな細々(こまごま)した物を行儀よく並べていたが、そこには小さい仏壇もあった...
近松秋江 「黒髪」
...奥の箪笥のうえに置かれた鏡の前に立って...
徳田秋声 「足迹」
...前桐(まえぎり)の安箪笥(やすだんす)と化粧鏡と盆に載せた茶器の外には殆(ほとんど)何にもない...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...此箪笥の上でせうな」平次は主人の秋山佐仲に訊ねました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もっとも箪笥(たんす)の抽手(ひきて)で首を縊ったためしもあり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...念のためにその長持や箪笥を動かして見ましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今でも私の処に疵(きず)の付(つい)た箪笥(たんす)がある...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...第二部一 わが母昭和十九年三月三十日、私は住み馴れた東京を後に、富士、山中湖畔の、山梨県南都留郡中野村平野、長田源長氏の離れ家に、トラック一台にピアノ、箪笥等をはじめ、外国での新聞の切抜も楽譜も、真田幸村の鎧も、「お蝶夫人」の衣裳もつみかさねて、春とはいうても雪が強く、とても寒い日に疎開して来た...
三浦環 「お蝶夫人」
...机や用箪笥の鍵が共に無くなったのは不便であった...
宮本百合子 「斯ういう気持」
...検篋笥...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...黒塗の箪笥から袿(かけ)を出して女に被(き)せた...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...それを入れる箪笥(たんす)...
柳宗悦 「工藝の道」
...この家で使っていた美しい鉄金具の附いた箪笥(たんす)には心を惹かれた...
柳宗悦 「全羅紀行」
...箪笥(たんす)町の裏店(うらだな)ですが...
山本周五郎 「花も刀も」
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