...窮極に思案する。...
...窮極に至る苦労をする...
...窮極の状況に追い詰められる...
...窮極の美を追求する...
...窮極の戦いをする...
...クラウジウス(Clausius)はこの窮極状態を『熱的死』(Wrmetod)と名づけた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...窮極の問題は、私がいま、なんの生き甲斐(がい)も感じていないという事に在ったのでした...
太宰治 「風の便り」
...絶対とか窮極の真理とかというものの存在を信じてそれを得ようと努力する人はこの点で第一に科学というものに失望しなければならない...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...窮極の意味に於ては近代産業技術の高度の発達に遠由しているわけである...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...窮極まで信じられるものか...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...そして原子こそは物質窮極の姿であって...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...その窮極であるのかも知れない...
中谷宇吉郎 「十二花の雪」
...更に進んで窮極する所...
西田幾多郎 「世界新秩序の原理」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...而して単なる生命の窮極に於いて払ふべき塵も持たざる本来の無一物から...
牧野信一 「月評」
...波多野氏の方から誘惑したとかどうとか云うことは窮極の問題ではない...
宮本百合子 「有島武郎の死によせて」
...それは窮極において一時の細工だ...
宮本百合子 「刻々」
...「マルクス主義作家ということは窮極において党員作家ということだよ」「――私は...
宮本百合子 「刻々」
...窮極へまで押し縮めたパリーでは...
横光利一 「欧洲紀行」
...窮極はどうあれ、尊氏もここでは自分を嘘(うそ)の皮膜(ひまく)でくるんではいられない...
吉川英治 「私本太平記」
...もう最後と見える窮極から転機するものだと……」「…………」「按(あん)じるに信長には...
吉川英治 「新書太閤記」
...直接的にも窮極においても生産者によって支払われるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...貨物の自然価格がその市場価格を窮極的に左右するという学説をかくも見事に主張したスミス博士は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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