...汝もし穎悟(さとり)あらば言え...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...たまたま机上清閑毛穎子(もうえいし)を弄するに堪えたり...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...青年学生の聴機穎敏なる時に及びて...
福沢諭吉 「学問の独立」
...その語気の微妙なる部分までも穎敏(えいびん)に解し得る者あるか...
福沢諭吉 「日本男子論」
...幼時から穎悟(えいご)絶倫...
穂積陳重 「法窓夜話」
...秋に至り梢頂に褐紫色の花穂を出し多数の穎花から成りふさふさとして風来れば靡(なびい)ている...
牧野富太郎 「植物記」
...その上なるを内苞穎という...
牧野富太郎 「植物記」
...その「ロ」はこれを※穎と称して内部に在り...
牧野富太郎 「植物記」
...花穎は孰(いず)れの種類のものに在ても縦脈ありてその数は竹の種類の異なるに従い一定ならず...
牧野富太郎 「植物記」
...花穎及び※穎に毛なく...
牧野富太郎 「植物記」
...※穎の内部より出ず...
牧野富太郎 「植物記」
...また同図中「ロ」は※穎にして内部に雌雄両蕊ならびに三片の被鱗を擁するを見る...
牧野富太郎 「植物記」
...「ハ」は※穎の雌雄両蕊ならびに三片の被鱗を擁せるなり...
牧野富太郎 「植物記」
...禾本類の果実は特に穎果と呼ばれ...
牧野富太郎 「植物記」
...そうではあるが他の点では御想像が穎敏(えいびん)で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...黐木坂下(もちのきざかした)に鍋島穎之助(えいのすけ)という五千石の寄合(よりあい)が住んでいたから...
森鴎外 「渋江抽斎」
...私は日本における在銘陶としては(奥田(おくだ))穎川(えいせん)の作を最も尊ぶ...
柳宗悦 「工藝の道」
...穎(えい)すなわち稲の穂の運搬と貯蔵とが...
柳田国男 「木綿以前の事」
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