...三十九節以下四十一章までは生物界において神の穎智と愛を――殊(こと)に愛を強く――認めたものである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...「春琴幼にして穎悟(えいご)...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...の條の孔穎達の正義に崔靈恩の説を引き...
内藤湖南 「易疑」
...隴(ろう)西の李徴は博學才穎(さいえい)...
中島敦 「山月記」
...我が習俗の不取締にして人心の穎敏(えいびん)ならざるを歎息する者なり...
福沢諭吉 「日本男子論」
...その語気の微妙なる部分までも穎敏(えいびん)に解し得る者あるか...
福沢諭吉 「日本男子論」
...その「ロ」はこれを※穎と称して内部に在り...
牧野富太郎 「植物記」
...「イ」は花穎にして「ロ」は※穎なり...
牧野富太郎 「植物記」
...この花穎と※穎とは果実すなわち穀粒の成熟するまでこれを保護し...
牧野富太郎 「植物記」
...花色紫にして下に二片の苞穎あり...
牧野富太郎 「植物記」
...※穎の内部より出ず...
牧野富太郎 「植物記」
...また同図中「ロ」は※穎にして内部に雌雄両蕊ならびに三片の被鱗を擁するを見る...
牧野富太郎 「植物記」
...雄蕊は三個ありて穎外に超出し柱頭は三個ありて羽毛状を成す...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわち穎※が口を開いている時に糸の様な花糸によってその末端の葯を花外に垂れブラブラとさしている...
牧野富太郎 「植物記」
...『淵穎集』に西域で羊の脛骨を土に種(う)えると雷鳴に驚いて羊子が骨中より出るところを...
南方熊楠 「十二支考」
...穎(えい)すなわち稲の穂の運搬と貯蔵とが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...字(あざな)は仲穎(ちゅうえい)...
吉川英治 「三国志」
...穎上の徐庶といえば...
吉川英治 「三国志」
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