...錐は遂に悉く穎脱し了れる也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...もっともたった三十分の間に資性(しせい)穎悟(えいご)にして兄弟(けいてい)に友(ゆう)なる本多少佐を追悼(ついとう)するのは多少の困難を伴っている...
芥川龍之介 「文章」
...「春琴幼にして穎悟(えいご)...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...孔穎達の正義などから存在するのであるが...
内藤湖南 「易疑」
...隴(ろう)西の李徴は博學才穎(さいえい)...
中島敦 「山月記」
...必しも爾後に於て穎脱の逸材を拔擢するを妨げざるものなるをや...
原勝郎 「貢院の春」
...中風の患者に神経の穎敏(えいびん)を増したるがごとし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その語気の微妙なる部分までも穎敏(えいびん)に解し得る者あるか...
福沢諭吉 「日本男子論」
...その「イ」はこれを花穎と称して外部に在り...
牧野富太郎 「植物記」
...※穎は大抵膜質を成しその両縁...
牧野富太郎 「植物記」
...米の※はすなわちこの花穎と※穎となり...
牧野富太郎 「植物記」
...花穎※穎に毛なくしかして花中に三雄蕊あり...
牧野富太郎 「植物記」
...※穎の内部より出ず...
牧野富太郎 「植物記」
...雄蕊は三個ありて穎外に超出し柱頭は三個ありて羽毛状を成す...
牧野富太郎 「植物記」
...「ハ」は※穎の雌雄両蕊ならびに三片の被鱗を擁せるなり...
牧野富太郎 「植物記」
...禾本類の果実は特に穎果と呼ばれ...
牧野富太郎 「植物記」
...私は日本における在銘陶としては(奥田(おくだ))穎川(えいせん)の作を最も尊ぶ...
柳宗悦 「工藝の道」
...穎(えい)のままで積んだものだけをシラというので...
柳田國男 「食料名彙」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??