...すべての天然物は我らに神の測りがたき穎智(えいち)を教う...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...たまたま机上清閑毛穎子(もうえいし)を弄するに堪えたり...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...の條の孔穎達の正義に崔靈恩の説を引き...
内藤湖南 「易疑」
...それにしてもわが社の編集長幸田節三というのはなかなかの穎才(えいさい)に違いない...
久生十蘭 「魔都」
...元来婦人の性質は穎敏(えいびん)にして物に感ずること男子よりも甚しきの常なれば...
福沢諭吉 「女大学評論」
...医師の聴機穎敏(えいびん)ならずして必ず遺漏(いろう)あるべきなれば...
福沢諭吉 「学問の独立」
...我が習俗の不取締にして人心の穎敏(えいびん)ならざるを歎息する者なり...
福沢諭吉 「日本男子論」
...その上なるを内苞穎という...
牧野富太郎 「植物記」
...その「イ」はこれを花穎と称して外部に在り...
牧野富太郎 「植物記」
...※穎は大抵膜質を成しその両縁...
牧野富太郎 「植物記」
...花中の底には上の花穎と※穎とに次で小鱗片あり...
牧野富太郎 「植物記」
...花は小穂上に疎着し苞穎は微小なり...
牧野富太郎 「植物記」
...花色紫にして下に二片の苞穎あり...
牧野富太郎 「植物記」
...その小穂は第十三図中「イ」に示すが如く通常三個の花より成りその花は同図中に「ロ」に示すが如くほとんど円柱形を成し以てその花穎はその※穎を包めり...
牧野富太郎 「植物記」
...「ロ」はその花穎なり...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわち穎※が口を開いている時に糸の様な花糸によってその末端の葯を花外に垂れブラブラとさしている...
牧野富太郎 「植物記」
...貴人は直覚でものを見ることが穎敏(えいびん)であるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...穎上の徐庶といえば...
吉川英治 「三国志」
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