例文・使い方一覧でみる「稚気」の意味


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...安っぽいばかりか、稚気が過ぎよう...   安っぽいばかりか、稚気が過ぎようの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...自分もいささか高慢稚気(こうまんちき)になっているが...   自分もいささか高慢稚気になっているがの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」

...古神の稚気漫々たる謎遊びを覗いてみたい人は...   古神の稚気漫々たる謎遊びを覗いてみたい人はの読み方
海野十三 「千早館の迷路」

...時には自ら素人探偵を気取る程の稚気も持合せているのですから...   時には自ら素人探偵を気取る程の稚気も持合せているのですからの読み方
江戸川乱歩 「黒手組」

...稚気の誇りを感じているのであります...   稚気の誇りを感じているのでありますの読み方
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」

...桂月ほど稚気のある安物をかく者は天下にないじゃありませんか...   桂月ほど稚気のある安物をかく者は天下にないじゃありませんかの読み方
高浜虚子 「漱石氏と私」

...田舎くさい文学青年の稚気を脱していないとか...   田舎くさい文学青年の稚気を脱していないとかの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...稚気乃至多少の衒気(げんき)を帯びた浅瀬の波の深い意味もない空躁(からさわ)ぎの一年であったとするも...   稚気乃至多少の衒気を帯びた浅瀬の波の深い意味もない空躁ぎの一年であったとするもの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...いかにも稚気(ちき)を帯びた調子でかつ厭味(いやみ)らしく飾って書いてある...   いかにも稚気を帯びた調子でかつ厭味らしく飾って書いてあるの読み方
永井荷風 「夏の町」

...けれども表向彼女の意見に相槌(あいづち)を打つほどの稚気(ちき)もなかった...   けれども表向彼女の意見に相槌を打つほどの稚気もなかったの読み方
夏目漱石 「行人」

...だから大町桂月は主人をつらまえて未(いま)だ稚気(ちき)を免がれずと云うている...   だから大町桂月は主人をつらまえて未だ稚気を免がれずと云うているの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...稚気(ちき)愛すべきものがある...   稚気愛すべきものがあるの読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...稚気に類したことだから...   稚気に類したことだからの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...何時迄(いつまで)も稚気(おさなぎ)の失せぬお坊さん質(だち)の人もあるが...   何時迄も稚気の失せぬお坊さん質の人もあるがの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...稚気(ちき)というようなものは...   稚気というようなものはの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...愛すべき稚気(ちき)さえ持っているじゃアないか! こうして世阿弥を殺すにも先に立ってゆくんだからな」と...   愛すべき稚気さえ持っているじゃアないか! こうして世阿弥を殺すにも先に立ってゆくんだからな」との読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...どこかに稚気(ちき)と羞恥(はにか)みを持っていた...   どこかに稚気と羞恥みを持っていたの読み方
吉川英治 「山浦清麿」

...それら総ての稚気も若さも実に愉しい...   それら総ての稚気も若さも実に愉しいの読み方
淀野隆三 「思ひ出づるまゝに」

「稚気」の読みかた

「稚気」の書き方・書き順

いろんなフォントで「稚気」

「稚気」の英語の意味


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