...古白旧廬(こはくきゅうろ)に移る...
高浜虚子 「五百句」
...これから御質問の第二の問題の方へ移ることにいたしましょう...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...映画の場合に甲の場面から次の乙景に移る際にいわゆる溶暗溶明を用いることがある...
寺田寅彦 「映画芸術」
...もしもよそへひき移るようなことがありましたら...
豊島与志雄 「長彦と丸彦」
...枝から枝へ飛び移る金の鳥が...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...追って本山は胆吹よりこの地に移るかも知れません...
中里介山 「大菩薩峠」
...気が移るので――たとえば田の中を流れている小川のようなものと思っていれば間違いはない...
夏目漱石 「三四郎」
...むやみに移るばかりで責任を忘れるようでは困る...
夏目漱石 「三四郎」
...其努力は艀(はしけ)から桟橋へ移る程楽(らく)ではなかつた...
夏目漱石 「それから」
...なぜあの時清子の存在を忘れていたのだろうという疑問に推(お)し移ると...
夏目漱石 「明暗」
...移る前に、好い機会だからちょっと東京まで出たいものだと考えているうちに、今度もいろいろの事情に制せられて、ついそれも遂行(すいこう)せずに、やはり下り列車の走る方(かた)に自己の運命を托した...
夏目漱石 「門」
...ここで汽車を乗りかえて一の穴からまた他の穴へ移るのである...
夏目漱石 「倫敦消息」
...われわれのこちらへ移るときも...
久生十蘭 「悪の花束」
...福澤が塾を棄(す)てゝ他に移るなら塾も一緒に移ろうと云う説が起(おこっ)て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...終に漢字制限論に移る...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...日記の手入次へ次へと移る...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...曲乗りに巧みなる騎手が一つの馬より他の馬へと飛び移るごとく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...宿のツイ前から小舟に乘つて汽船へ移る...
若山牧水 「水郷めぐり」
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