...陸相板垣中将がその講演に東亜連盟の名称を用いられた...
石原莞爾 「戦争史大観」
...司法兼教部省と称するなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...法王の大臣参議もしくは顧問官とも称すべきもの数十名...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ことに医師の称する不治の病においてはただこの治療の頼るべきあるのみ...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...その後私は高野の無量寿院で弘法大師筆と称する梵本一軸を発見した...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...そういう考(かんがえ)から天孫人種とか天孫民族とかいう名称さえ作られている...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...道の楽しみと称するに足りる...
中井正一 「図書館法の成立」
...当時都下の温泉旅館と称するものは旅客の宿泊する処ではなくして...
永井荷風 「上野」
...世に多くの宗教と称するはまずせいぜいこの程度である...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...彼は口に人道と博愛を称へ...
萩原朔太郎 「愛の詩集」
...また始め神田氏の用いられた「会計学」という名称も...
穂積陳重 「法窓夜話」
...堀田と称ばれた男は娘に酌をされながら...
牧野信一 「露路の友」
...今日でもこの樹をホルトノキ(ホルトガルノ木の略)と濫称しているが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...諸書には大抵「通称関五郎」としてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...山村に入ってみるとタイがサワに対した称呼なることが判る...
柳田國男 「地名の研究」
...能ぎらい日本には「能ぎらい」と称する人が多い...
夢野久作 「能とは何か」
...市人(いちびと)たちの俗称である...
吉川英治 「私本太平記」
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