...兎に角芭蕉の芸術的感覚は近代人などと称するものよりも...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...余は未信徒を以て神の子供と称すべからざるものと思えり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...もはや博物学なる名称が用いられぬのはすなわち上述のごとき理由に基づくことである...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...美味(びみ)なるゆゑ赤塚の冬至鳥(とうじとり)とて遠(とほ)く称美(しようび)す...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...火雷(ホノイカヅチ)ノ神とも称す...
高木敏雄 「比較神話学」
...之を「基礎づける」と称し...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...島崎藤村氏などは之を激称したものだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...なあーんまいだんぶつなあーんまいだんぶつこの称名に送られて寺から墓地へと進むのであった...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...ラペー――フランス煙草の名称...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...一にこれを香草と称え...
牧野富太郎 「植物記」
...十年の歳月は婚後その通称を改めることもあろうし...
正岡容 「わが寄席青春録」
...薑売が酢売に対して「ソチ」といふのを見ても当時の二人称には斯様(かよう)な言葉を用ゐたのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...通称は勇七である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...アンマはその敬称であるという...
柳田国男 「海上の道」
...鑢場(たたらば)と称する地がある...
柳田國男 「地名の研究」
...予は眞山君に名称の由来を問ふことを忘れた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一心一向の称(とな)えそのままに凝(こ)り固(かた)まって戦う...
吉川英治 「新書太閤記」
...――孟州大街の東門外に、俗称、快活林(かいかつりん)という盛り場がある...
吉川英治 「新・水滸伝」
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