...でもそれも大して確かなことじゃあないんです...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...水供給がその後も不確かなのは救貧院に運ばれて住所が判らないものである...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...その衣服と扇子が確かな証拠だ...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...確かな本当のことであると思われました...
豊島与志雄 「夢の卵」
...あの江州長浜で五万貫の領分をいただいているのは確かなのでござります...
中里介山 「大菩薩峠」
...この話は『蒸発皿』の「夏目漱石先生の追憶」の中に寺田先生自身も書かれているので確かな話と思われる...
中谷宇吉郎 「「光線の圧力」の話」
...確かな差別(へだて)のある筈は無い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...確かな證據が一つも無いので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私が知り抜いて確かな事実の様な気迄するんですの...
原田皐月 「獄中の女より男に」
...以上より確かなことは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...平易な前置きと確かな影響力の両方によって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...屹度自身かまたは自分の親族に何か心配するやうなことの起る確かなる前兆などと云つてゐるのを聞いた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あなたがマデイラに到着なさらないうちに伯父さまが亡(な)くなられるといふことが本當に確かなことでないのでしたら...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...確かなる故に早いとも云えるでしょう...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...或るものは先例の確かな記憶により...
柳田国男 「木綿以前の事」
...自分の頭の確かな事を証明するために書いたものですか」「イヤ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...戦を呪(のろ)っていることは確かなのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)とあがめていることは確かなのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
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