...どこも悪くないんだがなあ」がっかりして...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...「どこも悪くない...
太宰治 「トカトントン」
...悪くない話とは思うけれども一往夫にも相談してみて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...目鼻立ちは悪くないが満面ににきびのある男...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...今夜の宿も悪くない...
種田山頭火 「行乞記」
...湯あがりの肌へ雨のかゝるも悪くない...
種田山頭火 「其中日記」
...小猫でも飼はうかなどゝ思ふ(犬も悪くないけれど私にはとても養ひきれない)...
種田山頭火 「其中日記」
...「悪いの悪くないのって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...眼鼻立ちはそんなに悪くないのですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手代の喜三郎は遠縁の者で心掛けも人柄も悪くないし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...雪江さんも悪くない...
二葉亭四迷 「平凡」
...役立たずのわりにはそう悪くない」彼は左手に向かって言った...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...先刻(さっき)のポンチも上等だがこのアイスクリームも悪くないだろう...
村井弦斎 「食道楽」
...感じの悪くない程度に泣いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...狩猟のように人ごろしをするのも悪くないな...
山川方夫 「その一年」
...黄信とて悪くない気もちである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...悪くないね」「あれは?」「宗十郎じゃないか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...――悪くない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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