...碑面に刻まれた文字を見た...
...その碑面には有名な言葉が書かれていた...
...この碑面は日本の重要文化財に指定されている...
...碑面には古い漢字が使用されている...
...街中に立つ碑面から歴史を学んだ...
...碑文はその碑面から朽ちおちる...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...碑面の句は舊師臼田亞浪が揮毫した...
心猿 「九月朔日」
......
大町桂月 「鹿野山」
...碑面ニ白イ紙ヲ伸バシテ傍カラパタ/\叩イタリシテイル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...碑面、塋窟の壁面、石器や陶器、其他種々の考古学的資料などについて、夥しい写真を蒐集している...
豊島与志雄 「好人物」
...碑面に、身禄山とありますが、その昔、身禄という行者があって、深山に籠り、禅の悟道に参入して生を終えた、その人のために建てた碑です...
豊島与志雄 「霊感」
...碑面の文字は、模糊(もこ)たる暮色につつまれて見えず、米友は、呆然(ぼうぜん)として腕組みをしながら、立ってその石塔をながめていると、「友さアん、この石を取って下さいな、この石があんまり重いので、出ることができませんわ」米友はハッと自分の耳を疑いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...碑面にしるされた文字――「天樹院殿栄誉源法松山大禅定尼」が読めなかったはずはない...
中里介山 「大菩薩峠」
...多分その碑面へ「歓迎葷酒入山門」と刻するのであろうか...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...矢代は墓石の間を廻り碑面を読んでみた...
横光利一 「旅愁」
...また碑面の姓のどれにも藤原と経の三字が共通に使用されているのも...
横光利一 「旅愁」
...立(たち)寄つて碑面を読むと「わが死なば墓には植ゑよ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...冷光院殿前少府(れいこういんでんさきのしょうふ)……雪の下から碑面の文字があらわれて来るのだった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...芭蕉その人も詠史に興味を持っていたものかとおもわれる)その碑面には...
吉川英治 「随筆 新平家」
...現在の巌流碑(がんりゅうひ)は、四尺七、八寸の棹石(さおいし)で、実見しないが、碑面に、佐々木巌流之碑明治四十三年十月三十一日舟島開作工事之際建之とある物で、施主数名の名が刻してあるとのことだが、それらの人は、おおかた附近の漁民や船頭業の者らしく、島の土地が漸次、時代の工業的な光をうけ出した標識とも見られるのである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...「新免武蔵居士之塔」と仰がれる碑面の右の後ろ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...碑面をながめていた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...碑面の文字がこう見えた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索