例文・使い方一覧でみる「短檠」の意味

...親子四人は爐を片邊に短檠を圍んだ... 親子四人は爐を片邊に短檠を圍んだの読み方
伊藤左千夫「古代之少女」

...離屋では病人が短檠の灯に照らされて寂莫としていた... 離屋では病人が短檠の灯に照らされて寂莫としていたの読み方
田中貢太郎「人面瘡物語」

...ふッ……と短檠（たんけい）の灯（ひ）をふき消して... ふッ……と短檠の灯をふき消しての読み方
吉川英治「江戸三国志」

...そこにも仄（ほの）かな短檠（たんけい）が... そこにも仄かな短檠がの読み方
吉川英治「大谷刑部」

...床（ゆか）しき短檠（たんけい）の明り... 床しき短檠の明りの読み方
吉川英治「剣難女難」

...短檠（たんけい）の灯（ひ）もかすむ宵となったが... 短檠の灯もかすむ宵となったがの読み方
吉川英治「剣の四君子」

...しかし短檠（たんけい）の光に照らされたその風貌（ふうぼう）をみるに... しかし短檠の光に照らされたその風貌をみるにの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...短檠（たんけい）のかげ... 短檠のかげの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...みなこれにいたか」ほの暗い短檠（たんけい）のあかりにしては... みなこれにいたか」ほの暗い短檠のあかりにしてはの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...そして短檠（たんけい）の灯をふき消すと... そして短檠の灯をふき消すとの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...「弥兵衛か」短檠（たんけい）を遠ざけて... 「弥兵衛か」短檠を遠ざけての読み方
吉川英治「新書太閤記」

...短檠（たんけい）のあかりが... 短檠のあかりがの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...短檠（たんけい）の灯だけが... 短檠の灯だけがの読み方
吉川英治「親鸞」

...阿波守初めて短檠（たんけい）の光を顔にうけてこちらを向いた... 阿波守初めて短檠の光を顔にうけてこちらを向いたの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...ここかしこの短檠（たんけい）や燈台の灯は煤（すみ）をふいて暗く揺れ... ここかしこの短檠や燈台の灯は煤をふいて暗く揺れの読み方
吉川英治「源頼朝」

...「盗（ぬす）ッ人（と）！」短檠の倒れた上へ... 「盗ッ人！」短檠の倒れた上への読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...そして一穂（すい）の短檠（たんけい）の灯までが... そして一穂の短檠の灯までがの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...消えかける短檠（たんけい）を見て... 消えかける短檠を見ての読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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