...カルデアの創世記物語とユダヤのそれとの相違する主要の点は...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...些か相違するところがあるから...
石川三四郎 「農本主義と土民思想」
...自然系統の相違する説話も結合されている...
武田祐吉 「古事記」
...然るに用語文体の組織が全然相違するためでもあるが...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...資料的な言語をその対象としてゐたことと著しく相違するのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...若しそれがオランダ單語篇の活字とも相違するならば...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...テキストによっては所々相違するところがあり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...単に装飾の細節(さいせつ)において相違する点をもつぶさに書き分けていまだ霊廟を見ない人に向って誇り顔にこれを紹介したことであろう...
永井荷風 「霊廟」
...この造型感覚の相違するものが...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...もちろん相違するところはあるが...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...固より銘々のヘーゲルに對する關係に於て著しく相違するに拘らず...
三木清 「歴史哲學」
...御兩人の作品の相違する點を眞赤になつて論じなければならなくなりさうだが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...読者諸子のうちからまた「史実と大いに相違するが?」という抗議の来ないまえに...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ローマ帝国と神聖ローマ帝国と近代ヨーロッパ諸国とが相違するほどには相違しているのである...
和辻哲郎 「孔子」
...ほとんど相違するところがない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...これらの彫刻の持つ内容がいかに根本的に相違するかは一層明白となる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...その道が著しく相違するにかかわらず...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...相違するものは常に根を一にしつつ相違する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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