...それよりもなおベテルギュースのスペクトルが太陽のスペクトルと相違する諸点がちょうど黒点のそれと同様である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...一つの点や線によって相違する...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...些か相違するところがあるから...
石川三四郎 「農本主義と土民思想」
...これは人間と他の動物との財産制度の絶対的に相違する点で...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...その考え方が大いに相違するのはもとより当然であって...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...大體から見て他國の學者と著しく相違する點は支那の學者達が...
橘樸 「支那を識るの途」
...同じ主題に対する博士と私との見解の相違する点を明かにしようと思ふのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...若しそれがオランダ單語篇の活字とも相違するならば...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それから又星名が二十八宿整頓してゐないことも淮南子などゝ相違する點であるが...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...「同じ用語同じ花月にても其れに對する吾人の觀念と古人のと相違する事珍しからざる事にて」云々それは勿論の事なれどそんな事は生の論ずることゝ毫も關係無之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...「同じ用語同じ花月にてもそれに対する吾人(ごじん)の観念と古人のと相違すること珍しからざることにて」云々...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...その手法はグンドルフと甚だ相違するにせよ...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...御兩人の作品の相違する點を眞赤になつて論じなければならなくなりさうだが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...読者諸子のうちからまた「史実と大いに相違するが?」という抗議の来ないまえに...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ローマ帝国と神聖ローマ帝国と近代ヨーロッパ諸国とが相違するほどには相違しているのである...
和辻哲郎 「孔子」
...この画が初唐様式の画でありながらしかも気韻においてそれと相違することをも認めなくてはなるまい...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...徳と不徳とのように相違すると答えた...
和辻哲郎 「鎖国」
...相違するものは常に根を一にしつつ相違する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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