...天皇が即位式に登臨する...
...式典に合わせて城門に登臨する...
...江山は勝迹を留め、我輩また登臨す...
會津八一 「一片の石」
...槍・常念・大天井に登臨する向(むき)のためには...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...是以福慈岳常雪不レ得二登臨一...
高木敏雄 「比較神話学」
...大正十二年八月摂政宮殿下御登臨之処といふ記念碑が建てられてある...
種田山頭火 「旅日記」
...而して駒ヶ嶽登臨の客は多くこの地よりするを以て...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...多くは遊客の登臨に任せている際にも...
中里介山 「大菩薩峠」
...現に自分が雲を踏むような心持で登臨しているこの天守閣は...
中里介山 「大菩薩峠」
...破格中の突飛なるもの――名古屋城天守閣の登臨を特許されたことは別問題として...
中里介山 「大菩薩峠」
...天守閣登臨の特許の筆法によれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...なほ且秀容直ちに登臨の念を起さしむるものは榛名なり...
長塚節 「草津行」
...昨日登臨する所のものに同じく奇は之に倍す...
長塚節 「草津行」
...乃ち登臨の事を談ずるは之を後にせんといふ...
長塚節 「草津行」
...歴階して明遠樓上に登臨すれば...
原勝郎 「貢院の春」
...「登臨文筆最高巓...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...台嶽共登臨...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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