...絵は蕭索(せうさく)とした裸の樹を...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...絵は蕭索(しょうさく)とした裸の樹(き)を...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...露葉蕭索(ろえふせうさく)として清霜を帯ぶ...
芥川龍之介 「骨董羹」
...やつと隧道(トンネル)を出(で)たと思(おも)ふ――その時(とき)その蕭索(せうさく)とした踏切(ふみき)りの柵(さく)の向(むか)うに...
芥川龍之介 「蜜柑」
...やっと隧道を出たと思う――その時その蕭索(しょうさく)とした踏切りの柵(さく)の向うに...
芥川龍之介 「蜜柑」
...やつと隧道を出たと思ふ――その時その蕭索(せうさく)とした踏切りの柵の向うに...
芥川龍之介 「蜜柑」
...晩風蕭索...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...海頭(かいとう)に満つ海樹蕭索(せうさく)...
中里介山 「大菩薩峠」
...季節相応な蕭索(しょうさく)の感じを津田に与えるに充分であった...
夏目漱石 「明暗」
...暑さを截(た)ち切るかのように蕭索(しょうさく)と横笛の音が聞えていた...
山本周五郎 「新潮記」
...秋の気は蕭索(しょうさく)として...
吉川英治 「三国志」
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