...即座に平癒したとか...
芥川龍之介 「酒虫」
...癒して頂きませう...
芥川龍之介 「酒虫」
...僕の病気を癒したのは僕だよ...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...僕は早くこの頭の痛みを癒して...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...早く癒しておくれよ...
田中貢太郎 「海異志」
...確かに癒してあげますよって...
近松秋江 「狂乱」
...その内父もいよいよ快癒して帰藩の旅をしてもよいということになり...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...お癒ししてみせる...
直木三十五 「南国太平記」
...あの人の創(きず)が癒(なお)ったらつれて行って上げるつもりでいましたよ」「早く癒ればいいな」「いつ癒るか知れないからね……」「早く癒してやりたいな」「早く癒してやりたいけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...人生の首途に(彼女は確にさういふ言葉をつかつた)きつと癒してみせるわよ」病気の発見によつて新しく結ばれた若い女二人は...
中村地平 「悪夢」
...私は万福が快癒し...
葉山嘉樹 「万福追想」
...さる老婆がすつかり癒して呉れましたよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...それはすぐ平癒したかに見えた...
堀辰雄 「モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ」
...殺し烹(に)て汁にして父に食わすと平癒した...
南方熊楠 「十二支考」
...うまくお癒しになっておめでとう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その傷痕を癒してくれるやうなものがあるので觀られてをるのではないかと思はれます...
吉川英治 「折々の記」
...「充分にお体を癒し...
吉川英治 「黒田如水」
...信仰の力で病気を癒したのが機縁となり...
和辻哲郎 「鎖国」
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