...勿論自分は折角徹夜の疲を癒してゐる彼を...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...もしも治癒したらその後ずっと奉仕すると約束させられた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...ついでに一週間ばかりかけて眼病も癒し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...天皇の御病氣をお癒し申し上げました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...もう1例は治癒した...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...生命もどうかと気遣われたが幸いに快癒したので今度は Rev. G. T. Warner の学校に入ってそこで四年間の修業をした...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...二代将軍の病気を癒しても十八文しきゃ薬礼を取らなかった奴がある」といい出すと...
中里介山 「大菩薩峠」
...順調に治癒したのであるが...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...續いて父親を癒して貰つたと言ふ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さしたる事もなく平癒しました...
野村胡堂 「礫心中」
...あの客人が奥さんを癒して呉れるに違ひない! 奥さんは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...医師は疾病の原因をすつかり知りつくして患者を完全に治癒し得るやうになるであらう...
平林初之輔 「エミイル・ゾラの文学方法論」
...全國肺病の一部を癒したるに非ずや...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...しかし傷は自然治癒します...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...うまくお癒しになっておめでとう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...工合によってはうちで(目白で)気をつけて癒して行けたらいいと思っていたのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それを癒し立て直るのは実に大事業です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...癒してもらった手で...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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