...異様な形をした魚群が...
海野十三 「海底都市」
...異様な魅力をたたえている...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ワーンという異様な反響をともなって...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...ニヤリと異様な笑いをもらした...
江戸川乱歩 「影男」
...私は絶えず諸戸の一種異様な併(しか)し甚だ真剣な恋文を受取ってもいたし...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...だが、するうち、異様なものが、――それはちょうど滅多に掃除(そうじ)しない部屋をたまに掃除したりすると、黴菌(ばいきん)みたいな形の、長い尻尾(しっぽ)を生やした黒い埃(ほこり)がフワフワとそこらに飛び立って驚くことがあるものだが、まるでそんなようなヘンなゴミみたいなものが、盛り場から休みなく立ち上る埃で曇っているように見える向うの空に飛んでいるのが眼にとまった...
高見順 「如何なる星の下に」
...道でシュッシュッと異様な音の耳を掠めたのは...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その異様な、ばりばりといふ音は何か鋭い速い広い浪のやうな不安をひろげた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...この異様な特殊語は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...着物をください」口々にいいながら私らの周囲に異様な裸形が群がってきた...
永井隆 「長崎の鐘」
...七 博士の異様なる挙動十七 勿論この博士も...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...総髪に一種異様な法服を着け...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼女のグラスから異様な甲高(かんだか)い音が発したので...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...突然群集が異様などよめきを挙げた...
牧野信一 「街上スケツチ」
...だらけた沼泥の塊りのやうな異様な獣が...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...須臾(しゆゆ)にして異様な莫斯綸(もすりん)友染と天草言葉とが我(わが)船に満ちた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...この異様な怒りかたは...
吉川英治 「平の将門」
...向うでもこの異様なハイク姿の川島が...
蘭郁二郎 「植物人間」
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