...ふと異様な声に驚かされて...
芥川龍之介 「槍ヶ嶽紀行」
...画房や前栽(せんざい)に漾(ただよ)う一種異様な蕭散(しょうさん)の気分に浸らなければその画を身読する事は出来ないが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...裏通は島の人たちで異様な賑いを呈していた...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...アイテテテ……」異様な風体の男は...
海野十三 「蠅男」
...悪酒のにおいと異様な体臭がムンムン鼻をうった...
江戸川乱歩 「影男」
...まことに異様な殺人罪が...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...なんとも説明のできない異様なことがおこっていました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...何か異様なものを持った...
高見順 「如何なる星の下に」
...私は異様な歓待を受けた...
太宰治 「逆行」
...外ヶ浜北端の海浜のやうな異様な物凄さは無く...
太宰治 「津軽」
...私ば何とも言えぬ異様な気持を感じながら...
橘外男 「逗子物語」
...幕の外に出ている玉乗りの女の異様な扮装(ふんそう)や...
徳田秋声 「足迹」
...異様な声を張り上げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぶすっというような異様な音が室内からきこえた...
浜尾四郎 「正義」
...あまり印刷に凝り過ぎたゝめに反つてその肖像画は本人とは似もつかぬ異様なものになつてしまつた...
牧野信一 「悪筆」
...とても異様な声で...
牧野信一 「痩身記」
...異様な口吻(こうふん)で...
吉川英治 「大岡越前」
...もう藤夜叉もじぶんを見入る異様な眉間(みけん)の陽炎(かげろう)にもなんの恐怖も抱いてはいない...
吉川英治 「私本太平記」
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