...異様な響をたてて...
海野十三 「空襲葬送曲」
...ギョッとするような異様な動作が演じられていたのである...
江戸川乱歩 「影男」
...一種異様な恐怖の表情を示したが...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...異様な風俗で多数現われた...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...「おう!」と異様な叫びを挙げるとシュミーズ一つのしどけなさも忘れて電気に打たれたごとくに突っ立った...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...何かしらこれまでになかった異様な出来ごと...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...異様な高い風を切る音...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...なにか異様な沈黙が続いたと思われた時...
豊島与志雄 「塩花」
...一種異様な身振いをした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...右の絵像に現われた一種異様なグロテスク...
中里介山 「大菩薩峠」
...みな異様な遅鈍状態に陥り...
久生十蘭 「ノア」
...何かかうひどく不気味で異様な風貌に見えたので...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...自分は一順町をまわって異様な感じがした...
水野葉舟 「香油」
...自分のからだの感じた異様な感覚も...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...要するに、探査は極めて困難であった、というのであるが、これはつまるところ、その探査に、「目的」のあることを示すのだが、記述はたちまち、その目的から離れて、異様な混乱と、意味の知れない、断片的なものにと、変ってゆくのであった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...嗅いでみると異様なたまらない臭いがする...
夢野久作 「近世快人伝」
...或る異様なものを感じて...
吉川英治 「新書太閤記」
...高貴な上淫に異様な...
吉川英治 「平の将門」
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