...署長を入れる用心ぶかさで...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...食事もそこへ持ってこさせ、洗面器や水をそこへはこばせて、顔も、部屋の中であらうという、用心ぶかさです...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...なんという用心ぶかさでしょう...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...二十面相の用心ぶかさはどうでしょう...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...なんという用心ぶかさでしょう...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...なんという用心ぶかさでしょう...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...賊の首領のあまりの用心ぶかさに...
江戸川乱歩 「大金塊」
...先祖の用心ぶかさに感じいったようにいいました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...彼独特の用心ぶかさで日本の立場を守ってかえって来て...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
...彼らは無言の・心を外にあらわさない・用心ぶかさでその身を鎧(よろ)い...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...敵の用心ぶかさは念のいったもので...
山本周五郎 「風流太平記」
...林から出てじっと立停っている用心ぶかさで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...世間にあかるい大蔵の用心ぶかさにはおよばない...
吉川英治 「私本太平記」
...彼らしい用心ぶかさをもって綿密(めんみつ)に考えつめていたものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...……何としても、吉良家の厳しさ、用心ぶかさ、思っていた以上だからの』『日は徒(いたず)らに過ぎてゆくし』『どう洩れたものか、江戸の街にも、近頃は、赤穂浪人が多く入り込んでおるとか、内蔵助殿が山科から下っておるとか、やれ、今に復讐があろうのと、頻(しき)りと煙たい取沙汰が立っておるので、吉良の固めも、このところ、眼に見えて物々しい』『それは、吾々のほうの行動に立つばかりでなく、吉良側に対しても、同じような風聞がよく流れる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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