...次の停車駅大船までぐんぐんスピードをあげてゆきつつある...
海野十三 「暗号数字」
...そしてぐんぐん空高くまいあがっていく...
海野十三 「宇宙の迷子」
...ぐんぐんと進んでいくところは...
海野十三 「火星兵団」
...湿度と気温はぐんぐん昇っているのに反し...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...ぐんぐんひきずって...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...私はぐんぐん取ッちめてやると女もなかなかの強者(したたかもの)で...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...――私ぐんぐん蹤(つ)いて行ってやればよかった...
徳田秋声 「黴」
...手がはなしたくてもみんなは夢中になつてぐんぐん人をひきずりまはす...
中勘助 「銀の匙」
...そうしてその手はぐんぐんと...
中里介山 「大菩薩峠」
...だまってぐんぐん家へひっぱってきました...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...ぐんぐんと引廻してやるから...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...気候はぐんぐん暖かくなってきて...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...構わずにぐんぐん降りて行くと...
柳田国男 「雪国の春」
...ぐんぐんとからだを持ってゆかれそうだった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...ぐんぐん追い詰めて来た...
山本周五郎 「山彦乙女」
...」と久慈は云ってぐんぐん一人オールに力を入れた...
横光利一 「旅愁」
...聴き手の心をぐんぐん引き付けてゆく...
吉井勇 「或る日の小せん」
...しかもぐんぐんとそのまに岸から揚子江(ようすこう)のただ中へと離れて行くのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索