...まれには電気を用いることもあります...
芥川龍之介 「河童」
...通例無秩序の状態を名づけるのにギリシア語のカオス(Chaos)を用いるが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...それを技師などの用いるスライド・ルール式にやるようにしたのが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...鎮静と安眠のためルミナールを用いることにする...
谷崎潤一郎 「鍵」
...従って音と意義との両方を併せ用いるシナ文字のつかいかたも行われたのである...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...例えば純粋な下剤だけを用いると...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...社会学者達が立つ一つの立場や彼等が用いる一つの方法ではなくて...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...研究方法をマルクス主義的・唯物論的・に用いるという見解に到着するには永い時間がかかるだろう...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...古代的範疇を用いることによって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...自分達の集団的なインテリジェンスを如何に用いるべきか...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...だから私はこの種の比較に用いる虎なら虎を...
夏目漱石 「創作家の態度」
...可視的とも可触的とも考えられない距離の観念を用いる理由なのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...各々の事情により農業資本を用いるのが利益であるか工業資本を用いるのが利益であるかに従って...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...(c)これこそわたしが常に用いる唯一の祈りである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それも山桜の皮を用いる細工である...
柳宗悦 「樺細工の道」
...人々は「美術的」‘Artistic’という形容詞を用いるに至りました...
柳宗悦 「民藝の性質」
...用いる器物の中に美を示しました...
柳宗悦 「民藝の性質」
...用いるにつれて器の美は日増しに育ってくる...
柳宗悦 「民藝四十年」
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