...ちょっと電車の方向板じみた本所両国という題を用いることにした...
芥川龍之介 「本所両国」
...引ずり釣には木の魚を用いる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...支那人などがよく用いる巧妙な手段で...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...正造最早用いるなき場合なり」切々の情は...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...科学の真髄ともいうべき推理力を用いる部分がほとんど全く欠けていた...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...万一他の鴉の巣から材料を盗んで自分の巣を造るに用いるような者がある場合には...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...子供が言葉を用いるにあたっては...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...因果という語を用いるのは...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
...丹後守が少しも強圧を用いるわけではないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...そう軽々しく用いるものではありますまい」「でも...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし火星の人が暗黒星を示すに用いる信号は分かっている...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...あるいは鋸を用いる法則は必然的に鉋を使う法則にまで転化する...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...いまむなぐるまということばを擬古文に用いるには異議がないものとする...
森鴎外 「空車」
...美しい材を用いるということは...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...法事に用いる蝋燭(ろうそく)も見事なのがあります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...これに用いる簀(す)を栃棚(とちだな)といい...
柳田國男 「食料名彙」
...クジナという語を用いるのである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...土地に同一額の資本を用いることを不必要ならしめるべき...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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