...燈火(あかり)を用いる必要がなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「翩翩」
...私が物質的なものにかかずらう場合にそれを用いるのを私が経験するところの想像の能力からして...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...理解というこの日常語を用いる権利はあるであろう...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...言葉を用いる放送では...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...もし社会科学への「入門」とか概論とかいう意味において仮に社会学という名を用いるのならば別であるが...
戸坂潤 「読書法」
...わが担任する授業のほかには天下又一の力を用いるに足るものなきを吹聴(ふいちょう)し来(きた)るのである...
夏目漱石 「作物の批評」
...言葉はこれを用いる人の心を表す用語においてはなおさらである...
新渡戸稲造 「自警録」
...時々はこんな術(て)を用いるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...普通には漢語を用いる場合にも...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...李※『竹譜詳録』今モウソウチクの漢名としては猫頭竹を用いることとし...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...用いる品々も特色があり...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...今も沈(ちん)とか金(きん)とか崔(さい)とかいう名を用いる者が少くありません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...また好んで用いる材料も定(き)まっていて...
柳宗悦 「蓑のこと」
...士(し)をよく用いる...
吉川英治 「三国志」
...落武者のよく用いる非常療法に灸治(きゅうじ)がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...また他の半分を常の如くに食物及び必要品の生産に用いると仮定しよう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...国が暖かだから山椒の芽や桜餅に用いる桜の葉などを逸早く東京あたりへ送り出す...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...ここに用いる「自然」は「人生」と対立せしめた意味の...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??