...電灯をとぼすのに用いる...
海野十三 「発明小僧」
...列国間にこの語を用いる場合のごときは...
丘浅次郎 「人道の正体」
...もしこの語を用いることによって史学の本質に背き歴史研究の学問的方法に背くような考えかたが流行するようにでもなるならば...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...この写真並びに幻灯に用いる赤緑二色の膜の色が最も研究を要するところであるらしい...
寺田寅彦 「話の種」
...独占・金融・大産業・資本がこの無産者の変革的エネルギーを強力的に抑制して自らの解体を延引しようとして用いる政治形態である...
戸坂潤 「辞典」
...進歩とは人間と神との間の絶対的間隔をズルズルに埋めて了うためにヒューマニズムが用いる処の擬似範疇だというのである...
戸坂潤 「読書法」
...用いるよう心掛けてくれ...
直木三十五 「南国太平記」
...道具を用いる技術によって我々の環境に対する適応は直接的でなく媒介されたものになる...
三木清 「哲学入門」
...中には我々が用いる鳥獣の肉やその他の食品を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らは円い形より四角い形を・直角よりも鈍角を・用いるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一つのものに二色三色を用いるに至った...
柳宗悦 「樺細工の道」
...角館で用いるものも...
柳宗悦 「樺細工の道」
...用いること、これが器の生命に輝きを与える...
柳宗悦 「工藝の道」
...しかし不幸にも現代はかかる聖賢の声を用いる事を恐れている...
柳宗悦 「民藝四十年」
...この村で用いる漆も地漆が七割で...
柳宗悦 「陸中雑記」
...正月その他の式日(しきじつ)にも用いることがある...
柳田国男 「木綿以前の事」
...より多くの資本をその職業に用いることによって...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...そしてそれを自分の主義政策発表宣伝のための途上に使う目的でこの次ぎの総選挙から用いるのだと云っている...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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