...生きた心地も無いこの哀れな青年を前にして...
海野十三 「白蛇の死」
...もう生きた心地もなく...
海野十三 「太平洋魔城」
...生きた心地もない焦慮(しょうりょ)の中で...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...私は生きた心地もございません...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「恐怖の幻兵団員」
...私たちは色を失ひ生きた心地も無かつたのでございます...
太宰治 「右大臣実朝」
...生きた心地も無くただ泣きに泣いて駕籠(かご)に乗せられ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...陳は疲労と悲しみで生きた心地もしなかった...
田中貢太郎 「西湖主」
...いつから空襲が始まることかと生きた心地もないであろうが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...もうわしは生きた心地もなかったがな...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...生きた心地もなく胸壁の隅に踞(うずく)まって居た娘は...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...生きた心地もないほどでしたが...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...自分のをこっちへよこせ!」哀れな有力者はほとんど生きた心地もなかった...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...祖父は生きた心地もなかつたといふ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...おのおの生きた心地もなく...
吉川英治 「三国志」
...宋忠は生きた心地もなく...
吉川英治 「三国志」
...生きた心地もなく...
吉川英治 「三国志」
...生きた心地もない...
吉川英治 「山浦清麿」
...まったく生きた心地もないままで...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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