...内大臣がはなやかできれいな人と見えながらも艶(えん)な所の混じっていない顔に玉鬘(たまかずら)の似ていることを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...気にかかる玉鬘を源氏はよく見に行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...玉鬘の豊麗な容貌(ようぼう)が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...両者の恋愛がどれほど世間の問題にされることであろうと玉鬘は心を苦しめているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏はどこの御殿にも近ごろは小説類が引き散らされているのを見て玉鬘に言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...気楽に稽古(けいこ)ができますもののように私は思っていたのでございますがほんとうの上手(じょうず)な人の弾くのは違っているのでございましょうね」玉鬘は熱心なふうに尋ねた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どうしたのでしょう」と首を傾けている玉鬘の様子が灯(ひ)の明りに美しく見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...玉鬘は失望に似たようなものを覚えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...やっと睡眠したあとの寝過ごしをした玉鬘(たまかずら)が鏡を見ている時であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...親であってもこれほどの愛は持ってくれないであろうと玉鬘にはうれしく思われたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏はもとより実父の内大臣のほうからも勧めてくることで玉鬘(たまかずら)は煩悶(はんもん)をしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...求婚者を多数に持つ女の中の模範的の女だと源氏と内大臣は玉鬘を言っていたそうである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...玉鬘のために気の毒であるということを理由にしてとめていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...恋しくてならなかった人であった玉鬘の所へ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...玉鬘夫人は芸術的な才能のある人で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何年かを中に置いてお目にかかる玉鬘(たまかずら)の尚侍(ないしのかみ)は恥ずかしく思いながらも以前どおりに親しいお話をした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...右大臣家の三男で玉鬘(たまかずら)夫人の生んだ上のほうの子が笙(しょう)の役をして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私は表面しか御覧にならない理窟だと思いますよ」こう言って玉鬘夫人は笑っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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