...「狼藉者」による被害が発生したため、犯人を捜査中です...
...彼は狼藉者として有名で、事件が起こると必ず関わっている...
...狼藉者たちは荒れ果てた町を去っていきました...
...狼藉者によって壊された公園は再建され、地域の人々から愛される場所になった...
...狼藉者たちの行動は社会的規範に反しているため、許されるわけがない...
...とにかくあの不敵な狼藉者(ろうぜきもの)が...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...いま辻斬の狼藉者(ろうぜきもの)のふらふらと歩んで行って...
中里介山 「大菩薩峠」
...榛の木の蔭にいた辻斬の狼藉者は...
中里介山 「大菩薩峠」
...狼藉者(ろうぜきもの)ガハイッテ惣領忠蔵ヲキリ殺シタガ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「如何(いか)にも尤も、この儘許しては、取締りの私の一分が立ちませぬ、それでは皆の衆」「ハッ」十幾人のお腰元、事あれかしと待って居たのが、パッと寄って来ると、村松金之助を八方から取囲み、「狼藉者、神妙にしや」口々に罵(ののし)り乍ら、赤い襷(たすき)、白い扱帯(しごき)、黄色い帯止めと、あらゆる紐を四方から投げ掛け、恐れ入って蹲(うずく)まる青侍を、あろうことか、キリキリと縛り上げてしまったのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...役人二 狼藉者だ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...俺が相手だっ!手先一 狼藉者お召取りだっ! 退けっ!手先二 (これは先刻ここを逃げて行った手先である)いけない...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...誰が狼藉者であるかといふ事は...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...案内の侍は狼藉者と叫びながら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...身共こそ狼藉者の片割れかと存じて...
吉川英治 「剣難女難」
...この狼藉者をお遁(のが)しなさるな」「いや...
吉川英治 「剣難女難」
...狼藉者(ろうぜきもの)をうしろから抱きとめて叱りつけた...
吉川英治 「三国志」
...列を追ッかけて来て「――狼藉者(ろうぜきもの)を渡せ」と罵り「ここをどこと思う...
吉川英治 「私本太平記」
...あの狼藉者(ろうぜきもの)のためにしばられて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「狼藉者(ろうぜきもの)ッ」という声が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「狼藉者(ろうぜきもの)が」「夜討っ...
吉川英治 「源頼朝」
...前夜のような狼藉者や...
吉川英治 「源頼朝」
...この狼藉者(ろうぜきもの)の放った爆音によって...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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